民間のお店だけではなく、電気やガス、水道などの公共料金の支払いや、各種税金(新型コロナの蔓延で、固定資産税や国民健康保険、住民税、自動車税種別割)など様々な支払いをキャッシュレスでできる自治体が増えています。
たとえば神奈川県では、「LANE Pay」「Pay Pay」「au Pay」による請求書支払いで、納税額30万円以下の自動車税種別割や個人事業税、不動産取得税を支払えるようになっています。
「口座引き落とし」VS「クレジットカード払い」
電気代、ガス代、上下水道の料金などの公共料金は「口座引き落とし」の方が多いですが、あらかじめ手続きしておけば、クレジットカードでも自動引き落としができ便利な上に、場合によってはポイントがついてお得です。
たとえば東京電力や東京ガスでは、引き落としだと月55円の割引になりなすが(割引対象でないプランもあります)クレジットカード払いだと、ポイントの還元率が0.5~1%というところが多くあります。
仮にカードの還元が1%で、1ポイント1円だと、月に5600円以上利用するご家庭なら、口座引き落としよりクレジットカードの方がおトクになります。
ただし、クレジットカードの還元率が0.5%だと、月の支払いが1万2000円くらいないと、口座引き落としよりもお得にはなりません。採算分岐は個々に確認してください。
その他などによる支払いは手数料が発生する場合もあるので要注意。クレジットカードによるキャッシュレス払いのい「Yahoo!公共支払い」や「国税クレジットカードお支払いサイト」などによる支払いは手数料が発生する場合もあるの要注意。クレジットカードによるキャッシュレス払いのいいところは、ポイントがつくだけでなく、引き落とし日が1つになる点にもあります。公共料金は、口座振替だと契約している会社によって引き落とし日が違いますが、クレジットカードだと引き落とし日が一括されますので、家計管理には便利かもしれません。