去年の暮れに家内とふたりで
最寄りの駅の近くにある居酒屋に飲みに行った時のこと。
歩いて12分の道のりを話をしながら歩いている時
コートのポケットに両手を突っ込んであることに気付いたんです。
いつも携帯しているぜんそくの発作時用の携帯型の吸入
サルタノールと点鼻のスプレーが無い。
「やば、サルタノール(発作時用の携帯型の吸入)忘れた・・・」
と一瞬、無意識で考えてしまった。
で、次の瞬間
「やば、サルタノール忘れたことをやばいと思ってしまった・・・」
わかりますか?
サルタノールを忘れたことがやばいんじゃなくて
忘れたことをやばいと思ってしまったことがやばいこと。
忘れたことに対してやばいという考え方は
発作ありきという考え方なので発作は起きるという前提になります。
その時取りに帰ろうかとも思ったんだけど
それこそ発作を起こす前提になると判断してそのままお店へGO!!
ところがそれがモロに裏目に出ます。
お店に入ってものの30分ほどで軽く息苦しくなって
お店を出た1時間半後には歩行不能の大発作に。。。
「やっぱなー」
まあ家内もいてくれたから冷静にタクシーを呼んで帰宅。
サルタノールをシュッと喰らって何事もなかったかのようにケロッと治まりました(^^)
精神論とかオカルトではなくて
脳科学の凄さを強烈に体感した貴重な時間でした。