ことばは怖いなぁと思う。

その状況、放つ方、受けて側、その状況や心の状態で意味が変わってしまう事がある。

普通に言葉を発する。

自分にとっても受けて側には「普通」でない事も多い。

難しい。

難しい。


カナダにいたとき、つたない英語でどうやったら相手に気持ちが伝わるか考えて、少ないボキャブラリーの中から言葉を選んで話していたっけ・・・と思う。

当然ながら日本語は自分の国の言葉だから、考えても頭に浮かんだ言葉を発する、記す。

しかしそれがそのまま受け止められる事は少ない。

きっとその方が少ないのではないかと思う。


学生の頃、よく先生が言っていた。

同じ事を10回言ったとして、1割通じたら良いのだと。

そうなのかもしれないなぁって思う。


何だか疲れてきてしまったなぁ~~。

昨日の夕方、後輩が自ら命を絶とうとしたと連絡が入った。

精神的にかなり参り、退職していった後輩。

在職中にも1度そういう事があったのだけれど。


11階建てのマンションの屋上からダイブしたと。

幸か不幸か、植え込みに落ちた為、一命は取り留めた。

だけど、取り留めただけで、彼女の身体はもう元には戻らないであろう状況になった。


退職してから、彼女は職場関係の人との連絡を絶っていた。

私も何回か電話で話したけれど・・・。


「とにかくあそこを忘れたいんです」


そういう彼女に誰も声をかけられなかったんだ。

彼女が運ばれた場所。

そこが元職場である病院の救命救急センターだったわけだ。

何故、あんなにも嫌がっていたのに、運ばれる距離で・・・と思った。

本当は誰かと関わっていたかったのではないだろうか?そんな風にも思った。

本当はとっても職場を忘れられなかったのではないか?そうも思った。


元職場の同僚は面会ができなくなっている。

ご家族の意向で。


どんな思いで彼女はダイブしたのだろうか。

どんな思いを今まで抱えてきたのだろうか。


私達は何もできなかった。

私は何もできなかった。

自分に精一杯で。


とてもショックな出来事で、考えさせられる出来事で、だけど時間はいつもと変わらずに経っていく。

私は少し落ち着いていたのだけれど、やはり不安定になってしまった。

他のスタッフに与えた影響も大きい。

昨夜、色んなスタッフから連絡があったし。

みんな動揺していたし・・・当然なんだけれど。


彼女はポケットにドナーカードを入れてダイブした。

3年前の帰国前日で終わってるブログ。

まだあったんだなぁ~~。


懐かしくて全部読んでみた。カナダの時のだけ。

懐かしいよね、みんなそれぞれの国で元気にやってるのかな。


う~ん・・・ぶらっと気ままに一人旅でもしようかな。

カンボジアにまた行って、人々の笑顔に癒されてくるかな。

それとも夏に入る南半球に行くかな。

太陽の光を浴びないといかんですよ、やはり。


しかしねぇ~時間はあってもお金が・・・いや、きっと宝くじが当たるに違いない。

しかしねぇ~飛行機に長時間乗れるかなぁ~。

でも、ぶらっときままな一人旅なら誰に迷惑をかけるわけでもないからな。

発作が出ても大丈夫だな。

一ヶ月でいい、ここを離れたい。

一ヶ月でいい、そう、一ヶ月でいいんだ。


ただただ、自然の中でぼけ~っとしていたい。

口開けて間抜け面でいい。


とか思いながら動き出せないんだよな~。

ま、今はコタツという親友がいるからいいか。

今は火曜日の23時50分過ぎです。

とうとう明日、帰国。


帰りたくないけどね、帰らないとね。

ホント毎日がタカラモノみたいな日々だった。


素敵な場所。

そこで出逢う事のできた沢山の人達。

全ての事に感謝の気持ち。


5ヶ月間。

あっと言う間。

大好きなVancouver、大好きな人達。


間違いなくCanada sickになるなぁ・・・・。

行ってきました!!学校も終わり、帰るまでもう間もなく・・・あぁぁ・・・。

1週間、学校の友達と4人でカナダ東部へ出かけてきました。

ま、今日はナイアガラの滝編です。


言葉にしてしまえばとっても簡単。

でもそれじゃぁ表しきれない・・・それが自然の偉大な所なのかな。

ナイアガラも「凄い」「大きい」そんな言葉しか出てこない。

英語のボキャも無いけれど、日本語も無いなぁ・・・。

日本人だけのグループじゃなかったから、基本的には英語で会話なわけですが・・・

ホラ、ネィティブじゃないから、私達。


「Wow」


とかの連発なわけですよ・・・かぁ~~~がっくしだなぁ。

ホント、そのくらい言葉で表す事はできない光景だった。

あ、英語力も問題ですがね~。


アメリカ滝
カナダ滝

お決まりの「MAID OF THE MIST」にも乗る。

滝つぼに近づくにつれ、すっごい状況。

暴風雨の真っ只中なんですけど~~~空は青いんですけど~~~

風で体が動きますけど~~~

気分は台風中継のアナウンサーですけど~~~


私は必死に写真を撮る。動画を撮る。

その時・・・目の前が真っ青に・・・・え???


配られた青いカッパがめくれ上がり、今にも脱げそうな状態。

それはまるで頭から青いビニール袋をかぶり、もがくアジア人・・・。

もがけばもがく程状況は悪化・・・脱げそうだよ~~~


後ろのご夫婦が助けてくれる。

ありがとぉ~~~おかげで視界が開けました・・・暴風雨ですが。

奥様は笑いが止まらない・・・そんなに変でしたか??(苦笑)


その後、なんとかジャーニーってのに行き、滝つぼをまじかで見る。

自然って凄いね、ホント凄い。


旦那さんのお陰でできた経験、見られた物たち。

旦那さんにも見せたくて写真や動画をいっぱい撮った。

ま、それでもがいたんだけどさぁ~あはは~~。


虹
大きい虹
今日からまたESLのコースが(3日だけ)始まった。
その3日の為にわざわざ先週、レベルチェックのテストまで
執り行われた・・・カウンセラーさんって大変よね。

で、本日から開始。
しかし、いつものごとく8時過ぎには学校へ。
で、Jeffに会いに行く(笑)

「おはよ~、朝早く来てくれる人がいなくなって淋しいよ」

え??私がいなくて淋しい??←超ポジティブ
色々話す。昨日乳がんのやつに行ったのも話す。
既に昨日ナオがメールを送っていて知っていた・・・。
負けたぜ。先を越されたぜ。

「また良かったら朝早く遊びに来てね」

え??何??私に朝会いたい??←リスニング力無し

本日ディプロマを受け取ったので、また9時前にナオとミズホ
とJeffの所へ行く(笑)
そして写真を撮る。みんなで撮った後、1人ずつJeffと撮る。
大人気だねぇ、Jeff。

私達3人は午前中は同じクラスになった。
3人仲良く並んで座ってみた。
久々のESLは新鮮だったよ・・・しかし・・・。
私は午後の2つ目のクラスが何故かTOIEC。
私はボキャブラリーが少ない。そして来た時からの問題が
グラマーなんだねぇ・・・。
そうしたら午後のクラスがここになった。
ここだとボキャブラリーもグラマーもやるからって。
Jeffによると1日を通しての私のクラス選択は大変バランス
が良いそうだ。
そうなんだぁ~へぇ~ありがとう、カウンセラーさん。

しかしだね、私の初日である今日、TOIECの模擬テストだよ。
どうよ・・・他の子は午後はずっとこのクラス。
しかし私は午後2コマ目だけここ。
リスニングの部分だけ受けた。
疲れた。
リーディングは私は宿題になった・・・え・・・・。
200問ですか???????
知らない単語は調べるようにと・・・・。
え・・・・いっぱい知らないみたいだけど(苦笑)
1つに2個知らないのがあるとして・・・400ですか?
長文もありますよねぇ・・・・あは・・・。

「これじゃぁ~今日眠れないよぉ~」

と笑いながら先生に言ってみた。

「3日だけだから頑張って。あと少しのカナダでしょ。」

そうです・・・その通り。
この先生はhead teacherです。
いつも冗談ばっかり言ってます。
きっとこの宿題も冗談に違いない・・・本気??

完全に現実逃避だ。
心新たにとかタイトルつけちゃったけど現実逃避だ。
今から寝て、早起きしようかな・・・。
午前中の宿題だけやってからにしようかな・・・。

長いタイトルですみません。

今は日曜日の夕方4時過ぎになります。
今日はタイトルの団体のイベントに行ってきました。
Breast cancer=乳がん です。
カナダは女性の死亡原因の1位が乳がんだそうだ。
ぶっちぎりの1位らしい。

乳がんの人の為に、乳がんで亡くなった人を忘れない為に
こういうイベントがあります。
1キロか5キロ、走っても歩いてもいいの。
おばちゃんは・・・モチロン5キロ走りました(笑)
心は走り、足は歩きって感じかなぁ~~~。

えぇ、徒歩でございます。

早々に場所を間違えており・・・スタンレーパークだと
思っていたらBCプレイスだったし。
急いで移動して、受付を済ませる。
35ドル払いました・・・知らなかった・・・。
ダンナさん、持ち合わせが足りず、カード使いました。
ごめんね。
まね、このお金は研究資金やら乳がんの人の為に使われる
のでいいでしょう。
そしてTシャツをいただく。
これを着て、ゼッケンをつけるの。

私達は背中にゼッケンを着けました。
でも、他の人は背中にはそれぞれが書いたメッセージの
ゼッケンを着けています。


i あ

とかね、色々。
今、乳がんと闘っている人、克服した人、家族を亡くした人
様々な人達が参加していました。

ピンクのTシャツは克服した方、闘病中の方の様です。
犬も多かったし、赤ちゃんもいっぱいいたよ。
犬もTシャツ着てた。

いぬ


思っていた以上の人達でびっくり。
しかし、みんな思い思いで。
途中のスタバで休憩してる人とか(笑)
ピザ食べてる人とか(笑)
さすがカナダ人って感じだった。何でもありだ。

ゴール後、スタジアムの中へ。
べーグル、ヨーグルト、フルーツ、ジュースを頂く。
中では色々やっていた。
私とナオはピンクバンドを買った。

日本も乳がん、増えてきているからね。
30歳過ぎたらしっかり乳がん健診を受けて下さい。
ちなみに40歳ちょっとまではマンモグラフィーではなく
乳房エコーの方が良いです。
乳腺がまだ多いのでマンモでは発見できにくくなります。
エコーなら痛くないから受けようね。
私は受けてます、今年以外は。


te
本日はお昼からリエとナオと会う為にダウンタウンへ。
バスに乗っていた。
隣におじいさんが座った。
杖をついたおじいさん。

「学校に行くの?」
「学校はお休みだから友達と会うの」
「君、かわいいね」(ウィンクする)

え??いきなりですか(笑)

「ありがとう(笑) 」
「友達と会うまでに時間はないの?僕の家、すぐそこな
  んだよ。寄っていかない?」


茶のみ友達が欲しいですか?
私は熱い緑茶を希望しますが(笑)

「時間はないんだ~。ありがとう。」
「僕は1人で住んでるから遠慮しなくていいんだよ。」
「ホント、時間がないから・・・ありがとう」
「残念だなぁ・・・君はとってもかわいいのに」

そしておじいさんは「またね」と言って降りて行った。
推定年齢は80歳頃とみた。
茶飲み友達が欲しかったのか、介護要員が欲しかったのか謎。
後ろに座っていたおばさんは笑っていたけれどね(笑)

その後、今度は酔っ払いと思われるおじさんが隣に座る。

「Hi!気分はいいかい??」
「ありがとう。まぁまぁだよ。」

あ、モチロン知り合いじゃないから。
こっちはみんな普通にこうやって話しかけてくるんだよ。

「君、かわいいねぇ・・・いやぁ~素敵だ」
「ありがとう(笑)」

何なんですかね、今日は(笑)
なんかオーラ出てますか??(笑)
後ろのおばさんがまた笑い出す。
えぇ、私も大笑いしたい気分です。

おじ「#$%&!*」
←聞き取れなかった
「ごめんなさい、何?」
おじ「君に恋してもいいかな?」
「・・・え??ありがとう。」
←意味不明な答えだねぇ

私の前の席の人も笑っている・・・失敬な(笑)
突然後ろのおばさんがおじさんの肩を叩く。

「困るでしょう。やめなさい」

おじさんは笑ってる。
そして最後に「またね、ハ二ー」と言って降りていった。
「ハ二ー」って言うんだね(笑)
ハ二ーなんて言われたの3歳だったたけちゃん以来だぞ。

おじさんが降り、後ろのおばさんが私の隣に移動してきた。

「面白い人たちだったわね」

え・・・それはおばちゃんをナンパした変な人たちって事
ですか??(笑)

「どこから来たの?」

とここからお決まりの質疑応答が開始される。
どのくらいいるの~とかね。

「日本に帰ったら何するの?」
「また仕事をするか主人と相談します」
「え???結婚してるの??若いじゃないの!!21
   才くらいでしょう!!!!」
「いえいえ、34歳なんですよ」
「Ohhhhhhhhhhhhhhh!!!信じられない!!!」

そこまで驚くなよ・・・ってなくらい大きな声を出された。
ホント外人さんのリアクションだった(笑)
アジア人はわからないと何度も言っていた。

本日、「かわいい」と言われた事よりも、このおばさんの
反応が一番うれしゅうございました(笑)
っていうかさ、21は若すぎだろ・・・いひっ☆
Jeff
この人がJeffです。
Medical Englishの先生です。
今日(金曜日)でMedical Englishが終わりました。
8週間は短いね。あっと言う間だ。
先生が本当に良かった。
カナダでも有名なんだってさ、英語の先生で。
ソーシャルワーカーでもあるんだけどね。
授業は本当に面白くて飽きなくて。
発音がJeffの専門分野でもあるからそこも徹底してるし。
生徒の話をじっくり聞いてくれて、本当に素敵な先生だ。
クラスも仲良しだったしね、淋しい。
毎週何かしてみんなで集まってたしね。
女性陣は泣くのを我慢していた。
最後に写真を撮って
「泣きそうだよ~」
と言いながらも我慢していた。
しかし・・・おばちゃんさ、涙腺弱いじゃない?(笑)
我慢できなくなっちゃったんだよ。
私が泣いてしまったからつられた子もいて。
いつも笑っているメキシカンのFernandoも真剣な顔になっちゃって。
密かにJeffもなみだ目になってるし。
スミマセンねぇ・・・おばちゃんのせいで(苦笑)
Jeffの方がまだ少し年上だけどねぇ(笑)
「何百人っていう生徒との別れがあったけど、やっぱり
このクラスは一緒の時間が長いから淋しいね」
Jeffが言う。
そうなのかぁ~そっかぁ~Jeffも淋しいのか~
Jeffがソーシャルワーカーの方の仕事に出かけて、私達は密かな準備に入る。
本当は今日渡す予定だったんだけどね・・・。
ビデオレター。
デジカメの動画なんだけどね。
昨日、ちょっとしたハプニングで決行できず。
本日みんなで順番に撮る。
ちゃんと文章を考えて書いて来ている子。
何も考えてなくて戸惑う奴←モチロンおばちゃん
言いだしっぺは私なのになぁ・・・
どもりながら目が泳ぎながら何とか終了。
喜んでもらえるかなぁ~。
私達の感謝は伝えきれないんだよ、Jeff。
今日、お昼過ぎに友達から電話があり、良い天気なので
スタンレーパークへ出かける。
2人でブラブラ歩きながら話し、お茶を飲み、夕飯を食べた。

彼女は日本人です。
メディカルで一緒になって、仲良くなった。
彼女は3週前に学校は終わってる。

彼女は英語が上手です。
2年前に1年間ワーホリでバンクーバーに来ていて
カナダの友達も多いので、イントネーションがカナダ人だと
先生も言うくらいです。
発音も綺麗です。

そんな彼女ですが、やはりまだまだと言う。
ま、そりゃそうよね、ネイティブじゃないしね。
聞き取ってもらえないと凹むと言ってた。
私も凹みます。

「Sorry」

って言われると、ちょっと言葉が出なくなる時がある。
イヤイヤ、元々そんなに出ないけど(苦笑)
彼女もそうなるって言った。
彼女でそうなるなら私がそうなって当然だと思った。

しかしですね、先日、携帯の調子がおかしくてFIDOに行った
時は本当に悲しいというか頭に来て、悔しくて泣きたく
なったんだ・・。
その話もした。

ダウンタウンのお店に行き、直接聞かないとわからない
状況になり、FIDOへ行った。
番号札を取ったけど、空いてる人がいたので聞く。
私に近づいて話すでもなく

「そんなの新しいの買ったらいいだろ」

って投げやりに言われた。
新しいの買えだ??買って4ヶ月だけど。
悔しいから言い返した。

「ここでどうしろって?***番に電話かけてみろよ」

イヤイヤ、ほんとにね、訳したらこんな感じの言いっぷり
なわけだよ。
日本人だから甘く見られてるのがわかる。
引き下がっちゃう人が多いからね。
でも、おばちゃんは負けないよ!!

「何回もかけたけど繋がらないからここに来た」

「あぁ、アイツが長々かけてるからだろ。まてっろよ。」

何だって??「アイツ」って人は店内の電話でその
サービスセンターみたいな所にかけているらしい。
その人一人が長く話したら他は繋がらないわけ?
そんなわけないでしょう!!

「1人分しか回線が無いわけ?おかしいよ」

おばちゃん、必死だからね、負けないよ。

「アジア人は待ってろ」

その店員が言った。
人種差別の人なんだな~。
凄く頭に来た。
でも、何て対抗していいかわからない。
言葉が出てこない。
悔しかったなぁ・・・このとき。
英語がこの瞬間だけペラペラになりたかった。
その後、他の店員さんがとても親切に対応してくれて
謝ってまでくれた。
アナタがとても親切だったのでもう、いいです(笑)

帰宅後、この話をしたらアンドリューが怒ってね、
翌日その店まで言いに行ってくれたんだよ。

彼女にこの話をしたら、やっぱり同じような思いをした事が
あると言う。
日本人はね、ホント言い返さないんだってさ。
他の国に比べておとなしく引き下がっちゃうんだって。

私はね、英語で文句が言えるくらいまで頑張るよ(笑)
あと27日ですけどね(笑)