ばくしん日記 -692ページ目

忘れてたわけではありません・・・

え~、前々回の更新で書き損じた「手術」のお話を・・・


手術までのお話は「こんなんしってはりますか?」


をご覧ください。


激痛を伴った手術の準備が終わると「心臓カテーテル室」に


搬送してもらいます。途中、廊下で両親と話をしました。


良くドラマなどで見るシーンのまんまでしたあせる


この時ちょっと不安な気持ちになったのを覚えています。


ちなみに・・・手術の前には「失敗したときのお話」も


含めた「手術の説明」をしていただきます。


これはかなり怖かった・・・。失敗すると・・・


血管が破れて心臓内で出血。そして、即座に切開手術を


して、血液を吸引する。とか・・・手術で良くならない場合は


心臓の薬と一生付き合っていくとか・・・。ん~怖い・・・。


とまぁ、そんなことを思い出しながら運ばれて行きます。


もちろん、「あの激痛」は継続中です。


手術室に入ると、SF映画のような世界が…


たくさんの大型液晶モニターやコンピューター。


明るく、清潔な感じのする広い空間。そして、先生方がずらり。


確か、10人くらいのチームだったと思います。


そして・・・「CDは持ってきましたか?」と質問が来る。


「は?CDなんて持ってないで・・・」すると、


「持ってきてたら好きな音楽かけますよ」とのこと。


「え~そんなん聞いてへんし・・・」


聞いてたらB’zとか持っていってたのになぁ。


かなり残念な気分が・・・。激しい音楽はあかんかったのか???


ベッドを代わって、消毒、そしてあの良く見る緑の紙?


をかぶせられます。そしてすぐ、でっかいレントゲンの機械?


みたいなの下りてきて視界を遮られました。


横目に見えるのは「ワイヤー」(カテーテル)


見た目は何となく・・・「自転車のブレーキ」と言ったところでしょうか?


麻酔は部分麻酔。全身ではない。先生が言うには・・・


「歯の麻酔とはそんなに違いがありません」とのこと・・・。


「おい!!心臓に針金入れんねんぞ?それでええんか?」


と思ってしまう・・・。麻酔を数か所打って…


しばらくして手術開始。先生から質問が何度か来る。


「ぐっときますよ~」とか、「痛みはないですか~」など。


ちょっとすると、「ぐいっ、ぐいっ・・・」と足の付け根に手ごたえ?


を、感じる。「痛くはないけど不思議な感覚」


しばらくして感覚はなくなった。


その後すぐに「胸が苦しくなる」感じがした。


すでにカテーテルは心臓に届き「検査」が始まっている。


「苦しくなったら言ってください」と、先生に言われる。


まずは、心臓の悪いところをカテーテルで電圧をかけて検査する。


悪い所に当たると・・・「発作」がおこって心臓がバクバク言う。


「苦しいですね?」と聞かれる。「あたりまえやん・・・」と心の中で思う。


今の医学はすごい!!電気で発作を強制的に起こしてしまうのだ!!


心臓全体をセンサーでスキャンして画像を作っていくそうだ。


「マッピング」(地図を作る)って言うてたかな?


そして、かなり長く感じた「検査」が終わる。


「あ~もう手術終わったんや~ながかったもんあぁ・・・」と一安心。


しかぁし!!これは検査が終わっただけ・・・汗


先生方が集まって会議をしてる。そして、「それでは今から焼灼します」


え?まだやんの?というより、今からが本番なのだ。


再び、発作が起こる。検査の時よりも念入りに発作が続く。


「それでは、焼きますね~。ちょっと苦しいですよ~」と声がかかる。


カウントダウンが聞こえた後、胸が急に苦しくなる。


発作とはまた感じが違う。「息ができない感じ」に似ている。


約30秒ほど苦しさが続く。胸が焼けるようだ。


と、言うよりも「胸が焼けている」が正しい。


一か所目、処置が終わる。それでは次行きます。


という感じで、次々と同じ行程が行われる。


僕は5か所ほど焼いたと思う。


時間は結構長く感じる。もう数時間は過ぎているような感覚。


一通り終わったところで先生方は再び会議。


そしてまた検査。もう発作は起きない。と思っていたが・・・


一か所「もうひとつ」な所があるらしい。


先生も心臓をモニターで見ているので仕方ない。


「悪いところを目視している」わけではないのだ。


そして、もう一度「胸を焼ける感覚を味わう」


もう、検査をしても胸の苦しみはない・・・^^


「終わりましたよ」と女医さんが声をかけてくれた^^


でもまだ、カテーテルは体内に残っている。


「それでは今からカテーテルを抜きます」と、言うことで、


「ずるずるずる・・・」と足の付け根から引っこ抜かれる感覚が来る。


そう、「ジョジョの奇妙な冒険」で見た「肉の芽を引き抜く感じ」だ!!


(わからん人は無視してください。でも、どうしても気になる!!


と、言う方は「ジョジョの奇妙な冒険」第三部を読んでください。)


両足から2本のカテーテルの外側の管が抜かれる。


そして、止血。ここからは全く動くことができない。


約一日の安静。寝返りすら禁止である。


強烈な力で動脈の止血をしてもらった。


そして、ベッドを移って搬送。先生方にお礼を言って退室。


「頑張りましたね。苦しくなかったですか?」とやさしいお言葉をいただく。


感動で涙が流れそうになった。本当にありがたい。


手術時間は約2時間半。すばらしい手際だった。


部屋に戻ってベッドに移って終了。「はぁ、うまくいったみたいでよかった」


まだ続きは長くなるので次回の講釈まで・・・