忘れてたわけではありません・・・
え~、前々回の更新で書き損じた「手術」のお話を・・・
手術までのお話は「こんなんしってはりますか?」
をご覧ください。
激痛を伴った手術の準備が終わると「心臓カテーテル室」に
搬送してもらいます。途中、廊下で両親と話をしました。
良くドラマなどで見るシーンのまんまでした![]()
この時ちょっと不安な気持ちになったのを覚えています。
ちなみに・・・手術の前には「失敗したときのお話」も
含めた「手術の説明」をしていただきます。
これはかなり怖かった・・・。失敗すると・・・
血管が破れて心臓内で出血。そして、即座に切開手術を
して、血液を吸引する。とか・・・手術で良くならない場合は
心臓の薬と一生付き合っていくとか・・・。ん~怖い・・・。
とまぁ、そんなことを思い出しながら運ばれて行きます。
もちろん、「あの激痛」は継続中です。
手術室に入ると、SF映画のような世界が…
たくさんの大型液晶モニターやコンピューター。
明るく、清潔な感じのする広い空間。そして、先生方がずらり。
確か、10人くらいのチームだったと思います。
そして・・・「CDは持ってきましたか?」と質問が来る。
「は?CDなんて持ってないで・・・」すると、
「持ってきてたら好きな音楽かけますよ」とのこと。
「え~そんなん聞いてへんし・・・」
聞いてたらB’zとか持っていってたのになぁ。
かなり残念な気分が・・・。激しい音楽はあかんかったのか???
ベッドを代わって、消毒、そしてあの良く見る緑の紙?
をかぶせられます。そしてすぐ、でっかいレントゲンの機械?
みたいなの下りてきて視界を遮られました。
横目に見えるのは「ワイヤー」(カテーテル)
見た目は何となく・・・「自転車のブレーキ」と言ったところでしょうか?
麻酔は部分麻酔。全身ではない。先生が言うには・・・
「歯の麻酔とはそんなに違いがありません」とのこと・・・。
「おい!!心臓に針金入れんねんぞ?それでええんか?」
と思ってしまう・・・。麻酔を数か所打って…
しばらくして手術開始。先生から質問が何度か来る。
「ぐっときますよ~」とか、「痛みはないですか~」など。
ちょっとすると、「ぐいっ、ぐいっ・・・」と足の付け根に手ごたえ?
を、感じる。「痛くはないけど不思議な感覚」
しばらくして感覚はなくなった。
その後すぐに「胸が苦しくなる」感じがした。
すでにカテーテルは心臓に届き「検査」が始まっている。
「苦しくなったら言ってください」と、先生に言われる。
まずは、心臓の悪いところをカテーテルで電圧をかけて検査する。
悪い所に当たると・・・「発作」がおこって心臓がバクバク言う。
「苦しいですね?」と聞かれる。「あたりまえやん・・・」と心の中で思う。
今の医学はすごい!!電気で発作を強制的に起こしてしまうのだ!!
心臓全体をセンサーでスキャンして画像を作っていくそうだ。
「マッピング」(地図を作る)って言うてたかな?
そして、かなり長く感じた「検査」が終わる。
「あ~もう手術終わったんや~ながかったもんあぁ・・・」と一安心。
しかぁし!!これは検査が終わっただけ・・・
先生方が集まって会議をしてる。そして、「それでは今から焼灼します」
え?まだやんの?というより、今からが本番なのだ。
再び、発作が起こる。検査の時よりも念入りに発作が続く。
「それでは、焼きますね~。ちょっと苦しいですよ~」と声がかかる。
カウントダウンが聞こえた後、胸が急に苦しくなる。
発作とはまた感じが違う。「息ができない感じ」に似ている。
約30秒ほど苦しさが続く。胸が焼けるようだ。
と、言うよりも「胸が焼けている」が正しい。
一か所目、処置が終わる。それでは次行きます。
という感じで、次々と同じ行程が行われる。
僕は5か所ほど焼いたと思う。
時間は結構長く感じる。もう数時間は過ぎているような感覚。
一通り終わったところで先生方は再び会議。
そしてまた検査。もう発作は起きない。と思っていたが・・・
一か所「もうひとつ」な所があるらしい。
先生も心臓をモニターで見ているので仕方ない。
「悪いところを目視している」わけではないのだ。
そして、もう一度「胸を焼ける感覚を味わう」
もう、検査をしても胸の苦しみはない・・・^^
「終わりましたよ」と女医さんが声をかけてくれた^^
でもまだ、カテーテルは体内に残っている。
「それでは今からカテーテルを抜きます」と、言うことで、
「ずるずるずる・・・」と足の付け根から引っこ抜かれる感覚が来る。
そう、「ジョジョの奇妙な冒険」で見た「肉の芽を引き抜く感じ」だ!!
(わからん人は無視してください。でも、どうしても気になる!!
と、言う方は「ジョジョの奇妙な冒険」第三部を読んでください。)
両足から2本のカテーテルの外側の管が抜かれる。
そして、止血。ここからは全く動くことができない。
約一日の安静。寝返りすら禁止である。
強烈な力で動脈の止血をしてもらった。
そして、ベッドを移って搬送。先生方にお礼を言って退室。
「頑張りましたね。苦しくなかったですか?」とやさしいお言葉をいただく。
感動で涙が流れそうになった。本当にありがたい。
手術時間は約2時間半。すばらしい手際だった。
部屋に戻ってベッドに移って終了。「はぁ、うまくいったみたいでよかった」
まだ続きは長くなるので次回の講釈まで・・・