2015年に入り初採卵するも
凍結できなかった事で
ふと、
2人での生活もいいかなぁと
思い始めていました

2人で旅行に行ったり、美味しいものを食べたり
それはそれで楽しいので
いいかなぁ~と

もう、凍結も耐えられないタマゴしか取れないかもしれない

それが39歳の現実なのかも

とか考えていました。
私は結婚してすぐ生理不順の為に婦人科を受診しました。
子供を授かる事がこんなに大変な事だなんて思いもしませんでした

しかし、いっこうに
妊娠しない。陽性を貰っても、化学流産になる

今までの治療代や、これからの治療代を考えたら不妊治療を続けるより、
2人での生活を充実させた方がいいんじゃないか?
とか思っていました。
でもそんな事を考えつつも
毎日隣で寝ているダンナさんを
見ていると、
《この人を親にさせてあげたい!》
《この顔のウリ二つの子供がいたらもっと楽しいんだろうなぁ》
とか考えてしまいます

でも、別に自分が産まなくても親になる事はできます

特別養子縁組です

親になり、子供を育てると言う面では特別養子縁組をする事で解決できます。
さっそく
私の思っていることを伝えようと
ダンナさんと家族会議です

ウチは夫婦ゲンカを
したことがありません

意見が違うのは当たり前だし、
押し通そうとも思いません。
ただ、理解をしてもらう努力はします

多分ダンナさんも(というか、ダンナさんの方が分かりやすく諭してくれる)
同じ感じで来るので、
ケンカというより
ディスカッションをしてる感じです

さっそく
私が特別養子縁組について話しました。
親になると言う事。
そして子供がいる事で親にさせてもらうと言う事。
もちろん申し込んだからと言ってすぐ養子が決まる訳ではなく、家庭訪問やら色々審査があり、そしてようやくお迎えが出来ること。
性別や病気ではないことは選べない事。
私なりに調べた事を
ダンナさんに話しました

そして1番の問題はお互いの両親の理解だという事。
それを踏まえて
特別養子縁組の説明会に行きたい

といいました。
ダンナさんはじっと黙って考えてから
『いーさんの言うことはわかった。けど、ウチの親父は絶対反対だと思う』
と、言われました。
何となく感じてました。
お互いの両親で誰が1番反対しそうか・・・・
そう考えた時
ダンナさんのお父さんを思い浮かびました

自分の両親はどこかで
説得できると思っていたんだと思います

ダンナさんは
『いーさんが色々大変なのはわかる。でも体外受精をやると決めた時、やれる所まではやろうと約束したよね

僕はまだできると思っているし、諦めたくない。だからいーさんにはもう少し頑張って欲しい。』
そう言われた時
思い出しました

確かに体外受精をやる時に約束してました

多分 何度も治療をしていくうちにココロがすり減ってしまい、どこかで諦めグセがついてしまって、忘れていたんだと思います

ダンナさんはまだ諦めていなかった

それなのに
私は諦めて、でも諦めきれず特別養子縁組をしたいと思った。
私ひとりでモンモンと考えていましたが、そこで吹っ切れて
もう一度やってみようと思いました

でも、諦めきれず
私『説明会だけでも聞きに行かない?』
ダンナさん『いいよ』
いいの?
まぢ?
って言いそうになりましたが
また聞き返すと悪いと思って止めました

親になる事は簡単ではありません

それぞれの思いや考えがあって親にならせてもらうんだと思いました。
まだまだ親になるのは
遠い道のりかもしれません。
もしかしたら本当に2人だけのこれからを考えなくてはいけない日がくるかも知れません

でもそうなった時に
ちゃんと頑張れた自分達がいたと認める事で次のステップにいけるように
したいなぁと思いました

でも、色々調べていて
気になったこと。
特別養子縁組にも
年齢制限がある所がありました

45歳までが望ましいって
書いてありました

多分 養子に来る子供の事を考えて設定してるんだと思います。
あんまり高齢だと子供が成人するまで支えられないかもしれないという
配慮かな

すでにダンナさんは47歳。
過ぎてます

あちゃ~

ダンナさんの為にも、
自分の為にも
早く妊娠して出産したいよ~~

頼むぜ
コウノトリ

続く。