今年、

3年ぶりに、

ノースバンクーバーでヨガの先生をしているクリスに会い、

彼女の生き方はとてもすばらしいと思った。


「夜8時を過ぎたら、電話しないでね。もう寝る態勢に入っているから」

彼女は毎晩9時ごろには寝て、

朝は早く起き、ヨガをしている。


菜食主義者で、

台所の戸棚には、

自分で作った有機のドライフルーツがいっぱい。

子供たちのおやつだ。

もちろん家に、テレビはない。

ホームスクーリングをしていないのが不思議なほどだが、

子供はいつも、

本を読んだり、楽器を演奏したりして、

テレビやゲームがなくても、

退屈することなく、過ごしている。


クリスはいつ会ってもニコニコしていて、

本当に、

自分に満足しているように見える。


夏の夕方は、

毎日歩いて3分のビーチまで行き、

そこから、100メートルほど先まで、泳ぐ。

といっても、

バンクーンバーの夏は涼しいので、

水温もかなり低い。

最初は水が冷たくて、息ができなくなった、と彼女は言っていたが、

泳ぎも毎日、(寒い日や雨の日以外は)、欠かさず続けている。


週に一回、地元のオーガニックファーマーから、

新鮮な野菜や果物を届けてもらい、

近所で分け合う。


子供や夫が菜食主義者になるかどうか、

また、

どのように生きていくか、には、

特に口出しをしない。

なので、子供たちも夫も菜食主義者ではない。


クリスの影響で、

私も早寝早起きを初めて、昔やっていたヨガを再びやっている。

が、

仕事をしながら、子育てしながら、だと、

結構大変だ・・・。


クリスの夫は弁護士で、生活は豊かそうなので、

とりあえずは、生活を心配する必要はない。


私も以前、

カナダに住んでいた頃は、

菜食主義ではなかったが、

お肉はほとんど食べなかったし、

たいてい、魚や有機豆腐からプロテインを取っていた。

とにかく、たくさん野菜を食べた。


日本に来て、学校給食で特に赤いお肉を抜いてもらおう、と試みたこともあるが、

ただでさえ、ピーナッツアレルギーで対応が大変なのに、

そのうえ、アレルギーでもないのに、お肉は食べない、とは、言えなかった。

変な波風をたてたくなかったのだ。


テレビでも、同居人でテレビを見たい人がいると、

確実に、テレビのない生活というのは、無理になった。

うちの子は、

幼稚園で日本に来たが、

それまで、テレビが何か、知らなかった。

ビデオで映画は見たことがあったが、

テレビはつなげていなかったので、

テレビ=ビデオとしか理解できていなかった。

なので、テレビが早送りや巻き戻し、一時停止ができないことが、

よく分からないという状態だった!

しかし今では、一日30分~1時間はテレビを見ている。


妥協しながらも、

テレビがついていたり、

お肉を頻繁に食べたりする生活に慣れてきたが、

今でも、

クリスのような生活をしたいな、としばしば思う。