子供が学校から「友達にきらわれる方法」というタイトルのプリントをもらってきた。

もちろんそれは、逆説であって、

「友達にきらわれないには、どうしたらいいか」ということを言いたいのだ。


「友達にきらわれる方法」小学2年生で配布 

1 自慢ばかりする。

2 すぐないたり、できないという。 

3 ぼうりょくをふるう。

4 約束をまもらない。

5 悪いいたずらをする。

6 でしゃばって、こうしろ、ああしろという。

7 わがままをいう。

8 いやみをいう。

9 自分の思いどおりにならないとおこる。

10 ふけつにしている。

以上10点のことをすると、友達にきらわれてしまう、から、やめておきましょうってこと。

これって、「きらわれる」から、してはいけないことなのか?



1 自慢ばかりする。

なんで自慢したらいけないの?と思う。

北米では学校でShow and Tellっていういのがあって、

子供が自分の自慢のペットやおもちゃの話をする時間を、わざわざ作っていた。

それに対して他の子供が10個くらい質問して、すごいね~って感じで。

自分について語れて、相手のことは尊重する。

もし自慢がしつこかったら、ほっとけばいいだけ。



2 すぐないたり、できないという。 

そしたら助けてあげたらいいじゃないか。


3、4の暴力をふるう、も 約束を守らないも、そのほかの項目も、

「きらわれるといけないから」、という理由からやってはいけないのではないでしょう。


7の「わがまま」というのも、「わがまま」と思って聞いたら「わがまま」かもしれないけど、

その子の「意見」として尊重してみたらどうなんだろう。

どうしても勝手な意見だとしたら、「わがままだ!」と言わないで、なんで勝手になってしまうかを、

一緒に考えたらいい。


だいたい、わがまま、という言葉がダメ。


そもそも、

友達にきらわれないにはどうしたらいいか、ということを教えるのではなくて、

もし、友達にきらわれてしまったら、どのように対処すればよいか、ということを教える方が、

もっと大事ではなかろうか。


人って、相手に嫌われようと思って何かすることって、

あまりない。


だから、相手を傷つけて、相手に嫌われることがあるとしたら、

結構無意識に言ったことばや態度が原因ってことの方が多い。

(意図的にいじめてやろう、って気持ちがある場合は別として・・・。それはまたちょっと違う論点の話になる)。


それに、誰にでも好かれる(八方美人のような)人になることが、

そんなに大事なことか?

そんなこと、可能なのか?

そんなに他人が自分のことをどう思っているかが、気になるか?

自分にとっての正義が何かという考えがあって、それを言語化できて、

間違えがあったら直すという姿勢を持っていたら、すべての人に好かれなくても、

強く生きていけるはずだ。



世界はとっても広い。

色々な人がいる。

色々な人がいてオッケー。