どうにもこうにも違和感ハンパない事
ちゃわんむしの歌
これに出てくる、めごでもけ歩く虫じゃろかい
コレが、洗い物籠を蹴散らして歩く虫でしょうか?と訳してるところ
茶碗にくっついた虫で、洗い籠の周囲をうろちょろしてるって、Gよね?御器被り(茶碗など伏せた食器を、頭に被っているように見えたのが語源だという説がある。ちなみに宮崎弁や、薩摩弁では『あまめ』と呼ばれる。お砂糖控えめ甘めではなく方言
で、どんな大きいGならば、洗いカゴを蹴り倒せるん?隠密行動大好きのGが、洗い籠を蹴り倒して移動するなんてありえないでしょ?
アレ(名前を言ってはならない昆虫…どこのヴォルデモートだ?)
つまり隠密行動が得意
食器を蹴り倒して行動するような虫
だったら、本気で怒った人間に
絶滅させられていたと思うわ
衛生上、どうなの?…と
洗い籠を蹴り倒されて
食器を壊されるのでは被害が
全く違うからね
ちなみにですが、この茶碗蒸し
の歌、2番と3番があるのは地元
民でも知らないという話
(宮崎で地元名乗っていいの?と
思うが、鹿児島県寄りの宮崎人
には初耳な話)
しかし、正直な話
私が音楽の時間に習った歌詞と
微妙に違う上
(多分、NHK Eテレがいかにも
鹿児島弁っぽくアレンジした
のが全国的に広まった為だろう
洗るもんせば?何それ?と
問い詰めたい気分だけど)
もんせば→申し上げれば
食器をお洗申し上げれば…
六墓村の、渡辺いっけいさん
の過剰丁寧語みたい
そのお鉄砲には御じつだんが…
上田次郎『ほう?後日談?
面白そうじゃないか?聞かせて貰おうか?』
いっけい『いえ、後日談ではなく御実弾…』
成立したのが大正10年、文化祭の
出し物の劇中歌として作詞作曲
されたらしいので、大正の頃は
お客様には必要以上に遜って
対応するのが普通だった可能性も
ないことはないが、余りに過剰
そして『け歩く』
この『け〜動詞』というのは
他にもあるけど、蹴るでは
どうにも意味が通じない
たとえば『けしむ』
しむ=亡くなる(タヒぬ)
別に蹴り殺された人限定
では無いと思う
〇〇さんが、けしまったげな
(○○さん、亡くなったってよ)
(マジで?何が原因で?)
けしむが、蹴りタヒぬ限定なら
死因聞かんじゃろ?
けさるく
さるく=散策する
フラフラと出歩く、
寄り道や、『いつまでも家に帰らない』
というネガティブな印象
食器を蹴り飛ばしながら闊歩する
ゴキブリ像があまりにもショッキング
だったのでつい書いちゃいました




























