ブルック・シールズって、昔はめちゃくちゃキレイだったよな~。
「プリティーベイビー」まではな。


おかげでしばらくロリコンだったし。
それ以降はまったく鳴かず飛ばずで、身長だけがタケノコのように伸びてゆくばかり。
それでもいつかはものすごい映画に出てくれることを信じて、オレは待った。
それなのに公開される作品は凡作ばかり。だんだん悲しくなってきたオレであった。
しかし世間では「世紀の美少女」で「プリンストン大学卒のインテリ」で「
浩宮様の憧れの女性」としてそれなりの評価を得ていたりした。日本では。 

待ちくたびれたオレはロリコンから無事卒業し、
彼女のことなどすっかり忘れたそんなある日、自宅のケーブルTVで
「ハロースーザン」というブルック・シールズが主演のテレビドラマを見つけたのであった。
どうもラブコメらしい。
おそるおそるチャンネルをあわせたオレは困惑した。この人、こんなんだっけか?
「プリティーベイビー」以外の映画で感じた違和感が何だったのか、
やっとわかった気がした。彼女はいつも”ゲスト”なんである。
どこへいっても昔の貯金で特別扱いされているから、作品の一部になれない。
だからいつも客演している感じ。
「ハロースーザン」なんかは彼女を接待しているみたい。
どんな得があるのかはわからないけど。

この頃は宇多田ヒカルにものすごく”ゲスト感”があるのだが、どうだろう?
最近の曲なんか下界に降りてきたみたいだし。
まぁお客は訪問先に気を遣わなくちゃいかんしね。でも最初はそうじゃなかっただろう。
「キーが高ければ下げてもいいよ」とか歌ってたじゃん。
下げれるもんなら下げてみなって挑発してたんだろ?どうしちゃったのか。
どこまでいってもお客さんだなんてつまらない。
空気なんて読まなくたっていいじゃないか。どんどん自分を語ればいい。
世間なんか放っときゃいいんだ、だってそれが許される居場所をつかんだのだから。
それは、選ばれた者の義務である。