石田純一って、いつからOKになったのか?


世の中にはマヌケ美(by根本敬)というものがあって、
どうにもならないマヌケなものに対して、ただ怒るというのではなく、
生暖かく見守りつつ味わうという、高等なオトナの技術があったのだが、
最近はそういうことはやんないのかねえ?

石田純一という生き方はアリなのか?
ヤツが芸能人格付けチェックで、
グルメや芸術や、文化について語れば語るほど、ドツボにはまっていた頃、
平成の色男というものは、これほどまでにマヌケなものなのだということは、
世間の共通認識だったはずだ。

石田純一=マヌケで恥ずかしいもの

だったのではなかったのか。
そう思ってたのはひょっとしてオレだけか?

例えば、EXILEがこの頃どこにでも出て来るのはなんでなんだ。
天皇陛下の前で歌を披露出来るのは何故だ?
EXILEの前身のZOOだって、TRFだって、
放送事故スレスレのキワものだったはずなのに、
いつの間にアリになったんだ?
出す曲全てが大ヒットで、
コンサートをすればものすごい観客を動員出来ていうと言う話だが、
オレの回りにEXILEのファンはどこにもいない。
マライア・キャリーや、安室奈美恵のファンはいてもだ。

思い出して欲しいのだが、
石田純一と東尾理子との婚約騒動なんか、
梅宮アンナと羽賀研二の騒動とどこが違うっていうんだろう。
同じじゃん!

いつから、なんでそうなったのかわからないが、
自分が掴んでいる現実と、世間の現実がまったくかみ合っていない。
みんなそれでいいと思ってんのか?
アンタらが本物だと思っているものに、違和感はないのか?


と、ここまで書いてふと思った。
みんな、本当にTV見てるのか?
ここまでのことは、すべてTVの国の中で完結してる事でしかなかったりして。
でも、TVからは、勝手に知りたくもない石田純一情報が流れて来るのだ。
見たくないのならTVを消せばいいというのでは、なんの解決にもならない
だから、オレは宣言しとく。

石田純一的なるものが、世間で認知される事を
オレは、断固として許可しない。


わかったかーっ!バカヤローっ!(怒)
加藤和彦が死んでしまった。

 
オレは加藤和彦というミュージシャンに対して、それほど思い入れがある方ではないと思っていた。
だが、彼の関係した作品には、知らないうちに触れていた。それも沢山。

「あの素晴らしい愛をもう一度」
「悲しくてやりきれない」
「タイムマシンにお願い」
「春夏秋冬」
「白い色は恋人の色」
「帰って来たヨッパライ」

そして、
岩崎良美「どきどき旅行」
http://www.youtube.com/watch?v=7hDuiLOYot0&NR=1
安井かずみ作詞 加藤和彦作曲の
超問題作である。

オレはこの、ノー天気な名曲の存在を、
80年代、吾妻ひでおの漫画の中で知ったのだが、
一度も聞いた事がなく、オレにとっては幻の一曲だった。
音源と、タイトルと、作詞作曲者が結びついたのは、今が初めて。
うぃきってようつべをみて、ようやく知ることができた。
加藤和彦の訃報に接しなければ、この曲が彼の作曲したものである事も
知る事はなかっただろう。
いい時代になったものだ。

いい時代?
そうだろうか。

加藤和彦が亡くなった事を7時のニュースで知った時、
オレは悲しいと言うよりも、腹が立った。
彼は決して、あの人は今的な存在ではなく、
まさに、音楽シーンの先端を現在進行形で走っていた人なのだ。
彼のようになりたい、音楽業界の末端にいる者は大勢いるだろう。
そんな人が何故、死ななければならなかったのか?

知らないうちに、人々の耳に触れた事のある曲を
沢山作ったと言う事は、すごいことなのだ。たとえその曲を作った者が
誰だと言う事を知られる事はなくても。
明らかに、誰かの心の水面に、さざ波を立てさせたのだから。

今、オレたちの耳にさざ波を立てさせられるような曲はあるのだろうか?
また、何かを人の心の水面に投げかける能力を持つ
音楽に携わっている者が、何人いるのだろうか?

実は、水面に何かを投げて、さざ波を立てさせる事は、割と簡単なのだ。
しかし、水面から何かが帰って来る事はむずかしい。
魚を釣るために、小石を投げているだけではダメなのだ。
音楽という餌に、魚は飽きたのだろうか?
餌に魚を釣り上げる力がなくなったのか?


♪どきどきよ~ど~きどきなの~
 はじめてのハワイ旅行~♪

♪のぼりつめて行か~せて~
 ハワイに行かせて~♪


オレ達はどこへいけばいいのか?
後はアンタらで考えなと言われたのかもしれない。

女弁護士、女検事、女流作家、女教師、女性管理職、女興行師、女医、その他もろもろ。
冠に女がつく職業は、一般的には女に向かないと言われる商売、女の特殊職業である。


ここでオレはある事に気がついた。
女の特殊職業って、宝塚出身者が演じる役じゃん。
ていうか、なんで宝塚の、特に男役にこういう役ばかりがまわって来るかね?
さらに言うと、宝塚の元男役が、よくいる普通の女を演じる事は
ほとんどないのだった。
まあ、考えてみたら、宝塚で男役を演じていたということは、
特殊な演技をする事が商売なので、特殊な俳優が特殊な配役を割り当てられるのは、
至極当たり前の事なのだろう。
プロデューサーサイドも、あの何倍もの倍率を勝ち進んで、宝塚に入団し、
いっぱしにやってきた、男役のトップスターに任せておけば、
まず安全だろうと思っているのにちがいない。

で、真矢みきである。
真矢みきは上司にしたい女優No1なんだそうだ。
ホントにか?
みんな真矢みきに、叱咤されたり激励されたりしたいのだろうか?


話は飛ぶが、女の特殊職業に、決して忘れてはならないものがある。
女芸人だ。
近頃は空前の女芸人ブームであるので、
彼女達を勘違いさせるような、芸人的には美味しくないが、
女心的にはうっとりできる仕事も増えた。

で、森三中の3人である。
黒沢かずこの千手観音かずこが歌う、テキトーハニーは何度見ても笑える。
女芸人の鏡だね。
大島美幸もいいね、高給取りの放送作家を旦那に持ちながらも、
尻を出すことを厭わない。素晴らしい。
まあ、旦那と一緒に出たみりんの宣伝は止めといた方がよかったな。

問題は村上知子だ。
何を勘違いしたのか、自分が女芸人だと言う事を忘れている。
誰がアンタの恋バナなんか聞きたいか?
女芸人は、いい女ぶりを世間に垂れ流す必要はないし。そんなものは求められていない。
特殊職業なのだから、底の浅い恋バナよりは、残酷な自虐ネタだ。


しかし、そんなことを考えているのは、オレだけなのか?
TVをつけていると、
真矢みきが演じる女性管理職の、ヅカ演技チックな、大袈裟な叱咤激励と、
村上知子の語る、薄ら寒い新婚ノロケ話という、小芝居を見せられる。

男のような女と、女として扱われない女に、
男の職業を演じさせる。
職業名に女がついているうちは、その職業は、オヤジが仕切る世間の中では
まだまだコスプレの域を出ていないのだろう。


現実さえも、小芝居扱いでいいのか。
ナメられているとは思わんかね?







世間では、選挙も終わって一息ついている事であろうが、
いや~、自民党地滑り的大敗の夏休み最終日。台風も近づいておりますがみなさま、
いかがおすごしでしょうか?


先日、週刊朝日の巻頭カラーで、
若手議員をモデルにした、選挙ポスターの撮影風景の取材がされていた。
それで、その若手議員の写真は、爽やかで自信満々、誠実さをアピールしたカンジに
よく撮れていたのだが、なんで若手議員とか言うやつは、どいつもこいつも
うさんくさいかね、なんかおかしいと思ってよくよく見たら、
被写体は若手議員なのではなく、
南海キャンディーズの山里亮太なのだった。

南キャンの山ちゃん。
しずちゃんの横でいつも彼は、呆然としている。
何でオレはここにいるのだろうという顔を、いつもしている。
しずちゃんは自分の価値と言うものをよくわかっていて、それを最大限に利用し
楽しんでいる余裕さえある。
山ちゃんは最初、身の丈6尺余りの、しずちゃんという猛獣を使いこなす、
優秀な調教師としての俺に、自信を持っていたのだろうと思う。しかし、
猛獣は世間に受け入れられて、今ではピンで催し物に呼ばれるようになってしまった。
調教師は取り残されてしまった。まるで芸能のジャングルで遭難してしまった人みたい。
今の山ちゃんにはそんな趣がある。
優秀な調教師は、遭難キャラに変身した。
それは悪い事ではない。進化だからそれでよいのだ。

さて、選挙当日である。
選挙行ってから、近所の里山登山に行ったのだが、
軽~く遭難しかけた。
ちょっと散歩気分で、来た道と違う登山道を歩く事にしたのが
運のつきだった。

里山だからと言っても、山は山。道に迷えば遭難するのである。
捜索隊が結成されたら、いくら払わなくちゃなんないんだろうとか、
どんな報道をされるのだろうとか、いろんなことを考えた。
するとそこに、下山して来た、慣れたカンジの登山者のじいさんが。

道を教えてもらうと、近道があるけどちょっと険しいよと言われる。
喜んでその道を登りはじめると、
険しいの険しくないのって、超険しいんだけど。
戻ろうにも戻れない、
傾斜45度の、獣道ロッククライミング。
励まし合いながら登り切ると、
いきなり目的地の頂上に到着。びっくりした。

ああ、人生。
来た道を戻るがごとく、堅実に生きるか。
地図も持たず、危険を冒し、がむしゃらに進み、頂上に登り詰めるか。

誰だっていつかは 死んでしまうでしょう
だったら その前にわたしの
一番堅くて尖った部分を
ぶつけてsee new world say yeh!

パフュームも歌っているではないか。

人生は無数のプチ遭難から出来ている。
そして、どれだけ沢山のプチ遭難から生還できたかで、価値が決まるような気がする。
今回落選した自民党のセンセイ達は、何人戻って来るかね。
別に戻って来なくてもいいが、
民主党のセンセイたちだって、充分遭難してると思う。
なにしろ、党首と来たら、嫁がパークパク食ってる
太陽エネルギーで生きてるらしいからだとさ。

ざけんじゃねえ!(怒)
テレビを見なくなってしまった。

そして、職場で有線のトップ40を流さなくなってしまったので、
世間でどんな曲が流行っているのか、すっかりわからなくなってしまったのだった。

そんでもって、職場の階段から転げ落ちて、足指3本骨折したので、
全治1か月という診断をされた。
このご時世だからクビかとも思ったが、それはなかったし労災もおりた。
ああ良かった。
でも、いつ足元すくわれるかわかんねえからな。剣呑だ。
つーわけで、ヒマなのでスペースシャワーでも見てみるかと思って、
久しぶりにテレビをつけてみた。
すると、草食男子がアコースティックギターで、ジャカジャカ鳴らす、
切ない系の音楽をやっていた。

あれってさあ、カテゴリーで分けるとなんなの。
どういう子がああいう曲聞いてんの?
ヒップホップ聞いてる子たちより偏差値高めの子なの?どうなの?
ああいうバンドしてる子もBB系の子らよりは自分賢いし、
感性も優れているとか思ってたりするわけ?
でもさぁ、歌詞なんか聞いてると、
草食系のネオアコ音楽と、肉食系ヒップホップの間には、何の隔たりもない。
というか、同じなんである。

今音楽やってる若いみなさん、質問するけど、どうして音楽とかやってんの?
バンドとかカネかかんじゃん。
楽器だって、スタジオやライブハウスのの借り賃だって、バカになんないだろ?
バイトとかまでやるのは何でなんだ。
モテたいから?お金持ちになりたいから?
うんうんわかるよ。そりゃあ健全な男子としてはフツーの欲求でしょう。

ーひょっとして、何かみんなに言いたいこととがあるとか。マジで~?
全然伝わって来ねえな。

まずは自分にはなにも言いたいことがないんだ。
ということを認めて、そのことを歌ったらどうだろう。ウソはついてもすぐバレるんだけど。
なにしろ、こっちはリストラ寸前のオトナなんだからな。
根性座ってんだよ。フッ・・・。