イラッとくるもの。それは日本人のラッパーとレゲエ野郎。
そして日本語で歌わない日本人ロッカー。
コイツらにはある共通点がある。それは横着者であるということだ。


眠ったようなスーパーマーケットで流れている有線のTOP40は、ある意味拷問だが、
世間の人々はどんな曲を聴いているかがよくわかっておもしろい。
WaTが別ユニットでアイドル歌謡歌うなんて、
あんまりバカの王道なもんだから、ウレシくて泣けてくる。
しかしどうしてもバカバカしさを味わえない、聞き捨てならない分野がある。
それが和製HIPHOPとレゲエなのだ。楽曲はいいんだよ別にどうでも。
一生一緒にいてくれや~とか、あたしを選んでくれてありがとう~とか、
お前と一緒がおもろいわ~とか。   

バカじゃねえの?

オレは、リリックというものはできるだけわかりやすくシンプルであるのか良いと思う。
誰にでも歌えて覚えやすいのも大切だ。
コイツらの歌詞は、まさにそうできているのだが、軽いのだ言葉が。
重い内容を歌えと言うのではない。
自分が腹の底から思い知ったことを歌にして欲しいのだ。
そして、重いことを悟らせないように、
ちょっといい歌を作るのが優秀なプロの仕事であるはずなのに、
誰もそういうことは教えてくれない。
だから凶悪なナリして歌うのはマセた中学生の作文並みの文芸部センス。
ビーチでハッパキメてイキガってるくせに、そんなにおセンチになりたいなら、
椰子の実につかまって名も知らぬ遠き島まで流れてっちゃえよ。

それから、英語で歌詞をつけて歌うバンドが増えたが何でなんだ。
何となくカッコいいから?
そう考えているのならアンタら遅れてる。
今欧米なヤツらは日本こそが一番カッコいいと思っているのだ。
だから世界を目指すなら日本語で歌えばいい。
あるいは、日本語をロックのリズムに乗せるという往年の難題を回避するために、
ヘタな英語で歌ってごまかそうとしているとか?ーええいこの横着者っっ!!

何にしろ、面白いことをやろうとするための工夫も志も足りないし、
何より足りないことは、
色々ないい音を聴いていないということだ。
聴かなければ、知らなければ、ヒントにもならない。

使わないものは退化するのだ。耳も頭も。