日曜の夕方、「笑点」のあとに、
引き続き「真相報道バンキシャ」と他のチャンネルをスクラッチしながら見る。


そこでオレは大変なものを見つけた。それは”北朝鮮の女の子バンド”である。
正確に言うと、ファンキー末吉が北朝鮮の女子高生をプロデュースした、
初の本格的なロックバンド。そうはいってもクラブ活動の一環のようなものだが、聞いてびっくり。
か・・・かっこいいじゃないか!
ボーカルの女の子は、将来喜び組候補になれそうなくらいの美少女。
ギターは科学者志望の、天然バカテク。
あんまり驚いたので、速攻動画サイトをを検索したが、早すぎてUPしていなかった。
まぁ当たり前か。

そういえばロックって基本的に反体制なんだよねえ?忘れてたけど。
だいたい近頃、大学や会社の軽音部みたいなバンドばっかり出てきやがってさあ、
どれが誰だか全然区別がつかないんだっての。
誰かオレに、ケツメイシとコブクロとスキマスイッチの違いを説明してくんな!
何?そいつらはロックのカテゴリーには入らないって、
そんじゃ今日本のヒット曲にロックはなしってことかよ。ダメじゃん!

北朝鮮の女の子たちは、初めて聴くロックのリズムを素直に受け入れて、
自分のものにしているように見えた。
途中、学校の隣にある当局から練習を止められたりして、
テンションが下がりそうになったもりしていたが、その曲は完成して、番組内で流されたのである。

自分で歌を作って歌うとは、
自分のなかにあるざわめきを表現するということではないのか?
誰のために歌うのか。将軍様のため?いやちがう。きっと最初はどんな子もみんな自分のためだ。
そして、ざわめきから目を背けたヤツは
売れていようがいまいが、必ず駄目になる。そんなものは歌ではない。ただの記録だ。
彼女たちの歌の曲や歌詞を誰が作ったのか、肝心の部分は見ていないのでわからない。
それが仮に彼女たちが作ったのか、ファンキー末吉がつくったのかは、この際問題ではない。
要はその曲が、その時その場の気分を的確に表しているかどうかが重要なのだ。

北朝鮮の片隅で彼女たちは歌った。
「私はクエスチョンマークを愛している。」と。
今、世界で最強のロックなリリックであると
オレは確信する。