熱血歌バカ物語 その75
曖昧な記憶は、年齢のせいで更に曖昧になる。
急げ、俺。
早くしないとすべて消える! かも。
というわけで、アイルランドに到着したところから行きましょう!
まずは『GUINNESS』
トランジットを経て、はるばる来たぜ、アイルランド!でもって、ここは首都ダブリン。
日本で言えば、夜10時くらいに到着したんだけど、まずはとりあえずレコーディングの
ベースキャンプとなる宿舎へGo!かと思ったら、「トオル、まずはパブでしょ?行きたい
でしょ?」というジョニーのお誘いに、何の抵抗もない我々であった。
というわけで、宿舎方向に車を走らせつつ、パブへと直行!
あれよあれよと言う間に、パブに到着。
広いし、明るい。かなりのお年寄りまで会話を肴に、黒い液体を喉に流し込んでいる。
これが噂の「GUINNESS」ですな。
「あ、とりあえず、生中ね!」というノリではなく、パイントグラスというものに注がれるのが、
こちらのルール。ちなみに、1パイントは570mlということで、それなりの量なのである
(注:アメリカの1パイントは470mlということで、量が違うのだ)
「GUINNESS」はなんと言っても、「泡」の魅力が大きい。「泡」のキメが細かいので、
まさにクリ~~~ミ~~~!なのである!そのせいもあって、あまり一気に流し込むというよりは、
じっくりと味わいたいのが「GUINNESS」の特徴だろうな。まあ、あくまでも個人的な意見だけどね。
さすがの長旅で疲れていたんだろうと思うけど、やたら酔うのが早く、その夜は早々に切り上げて、
最初の居住地に向かった。
今回のレコーディングに関しては、3つのセクションが用意されており、まずはバックトラックの
ために10日間。居住地は、日本で言うテラスハウスみたいな建物を一軒借りて、そこでの共同生活
なのである。
2番目は、ヴォーカルレコーディングに1週間。これは、ダブリン郊外の一軒家を借りて、そこに
機材を持ち込んで行う、ホームレコーディング。その次は、トラックダウンの作業に移るんだけど、
それはそのホームレコーディングの環境で、ベーシックを作って、あとからスタジオで仕上げに入る
というもの。
で、最後にロンドンに渡り、マスタリングという行程。
とりあえずは、ダブリン初日の夜は、長時間の飛行機の旅で、カッチカチに固まった身体をお風呂でほぐして、ベッドに入ったら、スイッチが切れるように寝た。なんかわからんが、寝苦しかったな。これからのことで、緊張してたのかも。
さて、夜が明けて、プロジェクトのスタート。
ジョニーをはじめ、今回のスタッフとも、寝食を共にするのは初めてなので、楽しい雰囲気を作り
ながらも、なんとなくぎこちない感じで、朝食をいただく。
朝食と言っても、まだ何も買い出しもしていないので、コーンフレーク的な、「とりあえず喰っとけ!」的なもので済まして、スタジオへGo!
昨夜は夜に到着したので、回りの状況など、わかるはずもなかったけど、街並みはやはり外国の
たたずまいというか、恥ずかしいけど、「映画みたいじゃん!」とお上りさん的な発言をかまして
しまった。
「空気がダブリンだぜ」 だぜ、じゃねえだろ!レコーディングしろ!!俺。
<歌バカ糸賀の仕事たち>
才能たちよ、リリースで勝負!『G-FREE MUSIC ACADEMY』
http://g-freemusic.com/
独自のコンテンツを持ちましょう!『あけぼの保育園~あけぼのの輪』
http://akebono51.com/akebononowa/
エンタテインメントで障害者と健常者の壁をぶっ壊す!『NPO笑進笑明』
http://www.shoushinshoumei.com/
急げ、俺。
早くしないとすべて消える! かも。
というわけで、アイルランドに到着したところから行きましょう!
まずは『GUINNESS』
トランジットを経て、はるばる来たぜ、アイルランド!でもって、ここは首都ダブリン。
日本で言えば、夜10時くらいに到着したんだけど、まずはとりあえずレコーディングの
ベースキャンプとなる宿舎へGo!かと思ったら、「トオル、まずはパブでしょ?行きたい
でしょ?」というジョニーのお誘いに、何の抵抗もない我々であった。
というわけで、宿舎方向に車を走らせつつ、パブへと直行!
あれよあれよと言う間に、パブに到着。
広いし、明るい。かなりのお年寄りまで会話を肴に、黒い液体を喉に流し込んでいる。
これが噂の「GUINNESS」ですな。
「あ、とりあえず、生中ね!」というノリではなく、パイントグラスというものに注がれるのが、
こちらのルール。ちなみに、1パイントは570mlということで、それなりの量なのである
(注:アメリカの1パイントは470mlということで、量が違うのだ)
「GUINNESS」はなんと言っても、「泡」の魅力が大きい。「泡」のキメが細かいので、
まさにクリ~~~ミ~~~!なのである!そのせいもあって、あまり一気に流し込むというよりは、
じっくりと味わいたいのが「GUINNESS」の特徴だろうな。まあ、あくまでも個人的な意見だけどね。
さすがの長旅で疲れていたんだろうと思うけど、やたら酔うのが早く、その夜は早々に切り上げて、
最初の居住地に向かった。
今回のレコーディングに関しては、3つのセクションが用意されており、まずはバックトラックの
ために10日間。居住地は、日本で言うテラスハウスみたいな建物を一軒借りて、そこでの共同生活
なのである。
2番目は、ヴォーカルレコーディングに1週間。これは、ダブリン郊外の一軒家を借りて、そこに
機材を持ち込んで行う、ホームレコーディング。その次は、トラックダウンの作業に移るんだけど、
それはそのホームレコーディングの環境で、ベーシックを作って、あとからスタジオで仕上げに入る
というもの。
で、最後にロンドンに渡り、マスタリングという行程。
とりあえずは、ダブリン初日の夜は、長時間の飛行機の旅で、カッチカチに固まった身体をお風呂でほぐして、ベッドに入ったら、スイッチが切れるように寝た。なんかわからんが、寝苦しかったな。これからのことで、緊張してたのかも。
さて、夜が明けて、プロジェクトのスタート。
ジョニーをはじめ、今回のスタッフとも、寝食を共にするのは初めてなので、楽しい雰囲気を作り
ながらも、なんとなくぎこちない感じで、朝食をいただく。
朝食と言っても、まだ何も買い出しもしていないので、コーンフレーク的な、「とりあえず喰っとけ!」的なもので済まして、スタジオへGo!
昨夜は夜に到着したので、回りの状況など、わかるはずもなかったけど、街並みはやはり外国の
たたずまいというか、恥ずかしいけど、「映画みたいじゃん!」とお上りさん的な発言をかまして
しまった。
「空気がダブリンだぜ」 だぜ、じゃねえだろ!レコーディングしろ!!俺。
<歌バカ糸賀の仕事たち>
才能たちよ、リリースで勝負!『G-FREE MUSIC ACADEMY』
http://g-freemusic.com/
独自のコンテンツを持ちましょう!『あけぼの保育園~あけぼのの輪』
http://akebono51.com/akebononowa/
エンタテインメントで障害者と健常者の壁をぶっ壊す!『NPO笑進笑明』
http://www.shoushinshoumei.com/
熱血歌バカ物語 その74
海外レコーディングのメリットとデメリットについては、いろいろある。
何事も良い面ばかりではないが、環境をガラっと変えることで、普段とは違う
「何か」に期待出来ることもある。
現実的なことを言えば、日本のレコーディングスタジオの使用料金が高額である
ためと、アーティストを缶詰にし、集中した作業が出来るというのが、海外で行う
上での最大のメリットであろう。
なにはともあれ、初海外REC。嬉しくないはずはない。
日本でのレコーディングセッションを終えて、舞台はアイルランドに移る。
目指すは首都ダブリン。日本からのメンバーは、プロデューサーのジョニー、
エンジニアのリチャード(彼も日本を活動拠点としていた)、マニュピレーターの
宮本氏、それと、事務所スタッフが1名の計5名。
まずは、ロンドンのヒースロー空港まで13時間のフライトだ。
と、ここまで簡単に書いてはいるが、そこに到る経緯は、そんなスマートなものでは
なく、パスポートの申請から出発まで、バタバタの日々であった。
まあ、完全に「お上りさん」状態なわけで、事務所スタッフの見送りを成田で
受けつつも、正直、ちょっと緊張していたのだ。
なぜなら、上記のメンバー以外は、現地のミュージシャンとレコーディングを
するからである!
なんと、初海外RECは初海外ミュージシャンとのRECだったのだ。
果たして、俺の身振り手振りコミュニケーションが通用するものなのかどうか?
不安の波が幾重にも重なって、俺の頭ん中をグルグル回っていた。
「初」多過ぎ!
とはいえ、飛行機は元気良く(?)飛び立ったので、あとはやるしかねえ!ということで、
まずは赤ワインをガンガングビグビ呑んで、景気付けなり!
「トール、飛行機長いので寝てね!」とジョニーに言われていたので、「まあ、お酒
飲んで、ちょこっとすれば寝ちゃうでしょ」と思っていたのだが、まったくもって
眠くならんのだ!目ん玉、冴えまくり。
その後も、ワイン片手に字幕無しで映画を2本観たな。1本は「ウェディングシンガー」
だったな。もう一本は忘れてしまったけど、何かサスペンスものだったような気が。
5、6時間の格闘(?)の末、ようやく睡魔登場。ちょっと足がダルくなってきたけど、
寝てしまおう!ということで、夢の中へとトロトロ進む。
どれくらい経ったのかな。身体の痛みで目が覚めた。酒飲んで、寝てただけなのに、
すげ~~疲れてる。なんかむくんでる感じも嫌だな。などと、ちょいとブルーな気持ち
でいると、眼下に見えてきましたよ、ロンドンの街の灯が。
「さあ、ロンドンだ!」と降り立ったのはヒースロー空港。
で、乗り換えなわけですよ。男5人は、人気の無い空港で、90分間ボーっとすることに。
時間が遅いので、お店もほとんどやってなかったのよね~~という顛末。
何事も良い面ばかりではないが、環境をガラっと変えることで、普段とは違う
「何か」に期待出来ることもある。
現実的なことを言えば、日本のレコーディングスタジオの使用料金が高額である
ためと、アーティストを缶詰にし、集中した作業が出来るというのが、海外で行う
上での最大のメリットであろう。
なにはともあれ、初海外REC。嬉しくないはずはない。
日本でのレコーディングセッションを終えて、舞台はアイルランドに移る。
目指すは首都ダブリン。日本からのメンバーは、プロデューサーのジョニー、
エンジニアのリチャード(彼も日本を活動拠点としていた)、マニュピレーターの
宮本氏、それと、事務所スタッフが1名の計5名。
まずは、ロンドンのヒースロー空港まで13時間のフライトだ。
と、ここまで簡単に書いてはいるが、そこに到る経緯は、そんなスマートなものでは
なく、パスポートの申請から出発まで、バタバタの日々であった。
まあ、完全に「お上りさん」状態なわけで、事務所スタッフの見送りを成田で
受けつつも、正直、ちょっと緊張していたのだ。
なぜなら、上記のメンバー以外は、現地のミュージシャンとレコーディングを
するからである!
なんと、初海外RECは初海外ミュージシャンとのRECだったのだ。
果たして、俺の身振り手振りコミュニケーションが通用するものなのかどうか?
不安の波が幾重にも重なって、俺の頭ん中をグルグル回っていた。
「初」多過ぎ!
とはいえ、飛行機は元気良く(?)飛び立ったので、あとはやるしかねえ!ということで、
まずは赤ワインをガンガングビグビ呑んで、景気付けなり!
「トール、飛行機長いので寝てね!」とジョニーに言われていたので、「まあ、お酒
飲んで、ちょこっとすれば寝ちゃうでしょ」と思っていたのだが、まったくもって
眠くならんのだ!目ん玉、冴えまくり。
その後も、ワイン片手に字幕無しで映画を2本観たな。1本は「ウェディングシンガー」
だったな。もう一本は忘れてしまったけど、何かサスペンスものだったような気が。
5、6時間の格闘(?)の末、ようやく睡魔登場。ちょっと足がダルくなってきたけど、
寝てしまおう!ということで、夢の中へとトロトロ進む。
どれくらい経ったのかな。身体の痛みで目が覚めた。酒飲んで、寝てただけなのに、
すげ~~疲れてる。なんかむくんでる感じも嫌だな。などと、ちょいとブルーな気持ち
でいると、眼下に見えてきましたよ、ロンドンの街の灯が。
「さあ、ロンドンだ!」と降り立ったのはヒースロー空港。
で、乗り換えなわけですよ。男5人は、人気の無い空港で、90分間ボーっとすることに。
時間が遅いので、お店もほとんどやってなかったのよね~~という顛末。
熱血歌バカ物語 その73
経験は積めば良いというものではない。
積み方によっては、それは無駄になることもあるのではないか?
俺は音楽において、商業的な成功を収めることは、今日現在は ^ ^ ないけれど
いろんな面で有意義な経験をさせてもらったと思っている。
変化との出逢い。
俺の場合、基本的に曲先なので、まず曲が出揃ってから作詞を始める。
今回も、ある程度曲を絞った段階で、俺と夏野さんとで、どの曲に作詞するかの
分担を決めた。
組み合わせのパターンとしては、
作曲:ジョニーフィンガーズ/作詞:糸賀 徹
作曲:ジョニーフィンガーズ/作詞:夏野芹子
作曲:糸賀 徹/作詞:糸賀 徹
作曲:糸賀 徹/作詞:夏野芹子 の4つね。
で、この4番目のパターンが新鮮だったんだよ。今まで、自分の作曲したものに
関しては、特に理由もなく常に自分で作詞していたんだけど、今回は作詞家である
夏野さんが、俺の曲に歌詞を付けるということで、意味もなく緊張し、ちょっぴり
照れたりしちゃったんだな、これが。
俺の曲に対して、どんなインスピレーションを持つのか、何故かそこに照れたんだわ。
かくして、プロジェクトは進んで行き、東京セッションとアイルランドセッションの
具体的な日程が出て来た。
さあ、まずは何だ!?パスポートだろ!?ということで、超基本的なところから
旅の準備が始まった。
仕事で行くのだから、浮かれてるわけにはいかない。のだが、そりゃあ、トキメクさ!
知り合いとその話になると、「いや、仕事だから、、、」な~~~~んて、クールに言い
ながらも、内心は「アイルランドに行くんだわさ~~~!」と叫んでるわけよね。
レコーディングが始まった。東京セッションは自由が丘のスタジオで行われる。
もう何年もやってきたはずなのに、初日の緊張感は半端ない。
レコーディングはジョニーのペースで進んで行った。初の手合わせは本当に面白い。
というか、ジョニーの考えがさっぱりわからない。良い意味でね。なんかね、こだわる
部分が違うんだよね。「え?そこで、そのハイハットの刻みを入れるの?」とか、
「ベースがそこでメロとユニゾン?」みたいな驚きの連続。本当に大丈夫なのかな?
という俺の不安など、ぶっ飛ばしながら、進むジョニー。でもね、途中で全体の音を
ミックスして聴いてみると、「洋楽っぽい!」というポイントが出てくるんだよ。
これにはちょっと感動&興奮だったな。
やはり、音楽にはそれが生まれるべき背景というのがあるんだなあって、そんなこと
をしみじみ思ってしまった。「これは俺からは出て来ないわ」というアイデアの数々。
ジョニーフィンガーズという小宇宙。
これは作詞の夏野さんにも言えることだった。「どっからそんな言葉が出てくるの?」
という驚きの数々。感覚の共有は難しいけど、理解することは楽しい。
夏野さんが俺に提供してくれた歌詞世界には、ちょっとイイ男が登場する。まあ、
このイイ男=俺になるわけだが、こういうハードル設定がまた憎いよな。
俺の中で何かが変わろうとしている。ヴォーカリストであり、フィルターでもある。
そんな存在になろうとしていた。俺を通すことで、作品に色や匂いが生まれるように
なれば良い。そういう歌い手になることを強く望んでいる自分がいる。
積み方によっては、それは無駄になることもあるのではないか?
俺は音楽において、商業的な成功を収めることは、今日現在は ^ ^ ないけれど
いろんな面で有意義な経験をさせてもらったと思っている。
変化との出逢い。
俺の場合、基本的に曲先なので、まず曲が出揃ってから作詞を始める。
今回も、ある程度曲を絞った段階で、俺と夏野さんとで、どの曲に作詞するかの
分担を決めた。
組み合わせのパターンとしては、
作曲:ジョニーフィンガーズ/作詞:糸賀 徹
作曲:ジョニーフィンガーズ/作詞:夏野芹子
作曲:糸賀 徹/作詞:糸賀 徹
作曲:糸賀 徹/作詞:夏野芹子 の4つね。
で、この4番目のパターンが新鮮だったんだよ。今まで、自分の作曲したものに
関しては、特に理由もなく常に自分で作詞していたんだけど、今回は作詞家である
夏野さんが、俺の曲に歌詞を付けるということで、意味もなく緊張し、ちょっぴり
照れたりしちゃったんだな、これが。
俺の曲に対して、どんなインスピレーションを持つのか、何故かそこに照れたんだわ。
かくして、プロジェクトは進んで行き、東京セッションとアイルランドセッションの
具体的な日程が出て来た。
さあ、まずは何だ!?パスポートだろ!?ということで、超基本的なところから
旅の準備が始まった。
仕事で行くのだから、浮かれてるわけにはいかない。のだが、そりゃあ、トキメクさ!
知り合いとその話になると、「いや、仕事だから、、、」な~~~~んて、クールに言い
ながらも、内心は「アイルランドに行くんだわさ~~~!」と叫んでるわけよね。
レコーディングが始まった。東京セッションは自由が丘のスタジオで行われる。
もう何年もやってきたはずなのに、初日の緊張感は半端ない。
レコーディングはジョニーのペースで進んで行った。初の手合わせは本当に面白い。
というか、ジョニーの考えがさっぱりわからない。良い意味でね。なんかね、こだわる
部分が違うんだよね。「え?そこで、そのハイハットの刻みを入れるの?」とか、
「ベースがそこでメロとユニゾン?」みたいな驚きの連続。本当に大丈夫なのかな?
という俺の不安など、ぶっ飛ばしながら、進むジョニー。でもね、途中で全体の音を
ミックスして聴いてみると、「洋楽っぽい!」というポイントが出てくるんだよ。
これにはちょっと感動&興奮だったな。
やはり、音楽にはそれが生まれるべき背景というのがあるんだなあって、そんなこと
をしみじみ思ってしまった。「これは俺からは出て来ないわ」というアイデアの数々。
ジョニーフィンガーズという小宇宙。
これは作詞の夏野さんにも言えることだった。「どっからそんな言葉が出てくるの?」
という驚きの数々。感覚の共有は難しいけど、理解することは楽しい。
夏野さんが俺に提供してくれた歌詞世界には、ちょっとイイ男が登場する。まあ、
このイイ男=俺になるわけだが、こういうハードル設定がまた憎いよな。
俺の中で何かが変わろうとしている。ヴォーカリストであり、フィルターでもある。
そんな存在になろうとしていた。俺を通すことで、作品に色や匂いが生まれるように
なれば良い。そういう歌い手になることを強く望んでいる自分がいる。