よく質問を受けるシリーズ①  授精方法について…その① | 胚培養士のブログ

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こんにちは。

 

今日はちょっと気分転換クローバー

「去年から変わったこと」をお休みしまして…

 

ベル急に思い付きました爆笑

「よく質問を受けるシリーズ」をお届けしますビックリマーク

 

今日は第一弾

「授精方法について…その①」

 

授精の方法には「従来法」と「顕微授精法」があります。

 

お腹の中で受精するのは卵管膨大部という場所です。

卵巣から排卵した卵子が卵管采にキャッチされて…

卵管に取り込まれ…

卵管の広場である卵管膨大部で精子と出会う女の子男の子ラブラブ

 

「従来法」とは卵管膨大部を体外で作っているといったイメージです。

出会いの場を提供しているんですドキドキ

 

卵子に精子を数万個ふりかけて…

自然に受精してもらいます。

 

この方法のメリットは…

卵子、精子、それぞれの力で受精能力があるかないかが判断できます。

「従来法」で受精したということは、お腹の中でも卵子と精子が出会えれれば、

受精できるということです。

タイミングや人工授精でもチャンスありますよ~ラブ

 

 

逆に受精が出来なければ…

「顕微授精」でしか受精出来ません汗

 

「顕微授精」については「授精方法について…その②」でお話します。