芋子煮そば処 佐藤屋@山形 | かにかまのブログ

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とある日、山形県は山形駅前で昼食をとることにしました。



芋子煮そば処 佐藤屋


ここは何でも「東北地方の蕎麦屋で最初に中華そばを出した店」であり、且つ山形のご当地メニュー「芋煮そば」の発祥店でもあるとか、、、。
又、諸兄のレビューでは、あの佐野実氏も訪れたお店であるとも書いてありました。

屋号の下には「創業明治36年」。素直に凄い!!





11:30開店直ぐの入店ともあり、口開けのお客となりました。

店内はどこか懐かしい、、、今じゃ殆ど見られなくなったノスタルジックな店内。切り盛りはご年配夫婦がされてるようです。



何か貴重そうな古地図まで飾ってあります。
博物館で見るようなレベルなのかなぁ。





壁の時計は止まっていますw
それから写真が貼られてるつい立の陰には、大正時代から平成16年まで使っていた製麺機が置かれてました。




一通り店内を眺めた後は、メニュー表と睨めっこ。

やはりここは看板の「芋煮そば」か、東北最古参の「中華そば」か。迷う、、、。
熟考15秒。芋煮はホテルで連日食べてたので、中華そばに決めました。


この決定に1人喜び勇んで「昔ながらの中華そばでー!!」と注文。
しかし「ラーメン、今日できないのよ。芋煮そばがオススメよ。」と返答あり。
あぁ無情、、、





程なくして配膳されました。
芋煮そば


口が大きい器にキレイに盛り付けされてきました。蒲鉾の赤が映えててステキ。

具材は里芋、牛肉、ナメコ、蒲鉾、ワラビ、ネギかな。






つゆは山形芋煮らしく醤油ベースに和ダシと牛肉の旨みがじんわり効いたもの。
あっさり優しい、ホッとする味。




田舎蕎麦はボソッとした食感。
このつゆに、この蕎麦。良い意味で近所の蕎麦屋で食べてるみたいだわ〜




里芋も中までダシが染みてるし、牛肉もめちゃくちゃ柔らかく、旨みもあって美味しかった!!





最後は汁完。
食べ終わると何故か心まで温かくなったような気になりました。


ごちそうさまでした。



次回食べに行く機会があれば、中華そばがある日かどうかを確認してからにしよう。