昨日お伝えした東京メトロ半蔵門線の運転見合わせ。
お昼頃に再開予定のはずが、19時20分に運転再開したというニュースを目にしました。
原因はアスベスト。
原因が原因だけに仕方ないのかなと思っています。
半蔵門線の1日の平均輸送人数は3年前のデータで約92万人。
当日は祝日だったため平日より乗降客数は少なかったものの、約40万人に影響があったと発表されています。
今回、駅の換気設備の送風機の回転部分に、機械の振動吸収用の布地が巻き込まれました。その一部が細かく切り刻まれ、糸くず状のホコリとなって風に乗ったとのことです。
その糸くずを検査したところ、アスベストであることが判明しました。
糸くずの落下が発生した当日の午前5時55分頃から、応急処置が終了した8時40分頃までの間に半蔵門駅を利用されたお客様は、約1,500名と発表されています。
私はこの40分後にこの駅を利用しました。
マスクはしていませんでした。
アスベストが体内に入り、健康被害として発症するまでの期間(潜伏期間)は15年から50年程度と言われています。
工事現場のように継続して吸引しているわけではありませんし、時間帯も少しズレているため、私個人への影響はないと考えております。
日本では1970年代から1990年代にかけて、膨大な量のアスベストが建築資材として使用されました。
その後、徐々に規制が強化され、2006年には原則禁止、2012年に完全禁止となりました。
そう考えると、日本にはまだ多くのアスベストを使用した建築物が存在していると考えるのが自然です。
なお、ビルの解体工事などでは飛散防止措置の徹底が行われているようです。
身近な場所でこうした事態が起きると、改めて建築物の安全性や日常のインフラについて考えさせられます。
皆様も古い建物や工事現場の近くを通る際は、念のため体調管理やマスクの着用などにお気をつけください。