あと少し。
このつづら折りの列の先にはお目当てのトロフィーです。
野球殿堂博物館に入り、前半は「比較的ゆっくり見られる」と思っていたのですが、外にあった行列がここで再発しています。
係員が「後ろがつかえてますので、長く立ち止まって撮影しないでください」としきりに声をかけています。
とはいえ、ちゃんと撮影したい側の心理、葛藤が渦巻いています。
近づいて分かったのは最前列じゃなくてもカメラを構えれば撮影は可能ということ。
自分の身長を活かしスリーショットは後ろにいる時に撮ってしまい、アップや今回の優勝トロフィーは最前列で撮る作戦を咄嗟に考えました。
前から2列目・・・真正面ではないけど3つのトロフィーをおさえることに成功。
そして最前列。
目の前にあるWBCのトロフィー、なんか圧を感じます。
そして台座にあるJAPANの文字そして大量の指紋、選手たちのリアルを感じることができました。
トロフィーの横には準決勝・決勝のウィニングボールも。
トロフィーに目がいきすぎて、こっちの凄さを見逃すところでした。
トロフィーに圧倒されたのも束の間、別の展示室にも今までのWBCで使われたものや関連したものが置かれていました。
ユニフォームや使用したものがメインですが、私が気になったのは第2回2009年の日本代表の血判状。
本当に自分たちの血で押されたか分かりませんが、当時の決戦の地へ行く選手たちの気合を感じました。
もうひとつ、2006年初回WBCで優勝した年に当時の天皇陛下から贈られた表彰状も。それだけ日本に影響を与えたことを感じました。
本当はもっと色々撮影しお届けしたいのですが、くどくなるのでこれくらいに。
館内にいたのは1時間くらい、にわかですがWBCの余韻に浸ることができました。
トロフィーは今後全国各地の球団を回ることが予定されているようなので、関東以外の方も見ることができると思います。
その時は今回のように行列になること間違いなし!です。