アメリカに向けられて放たれたミサイルによって政府の人々が次々と決断を迫られていく軍事サスペンス。

ハウス・オブ・ダイナマイト

Netflixで配信前に2週間の限定公開。
キャスリン・ビグロー監督作ということで映画館で観たほうがいいに決まっているという事で映画館で鑑賞しました。

ビグローらしい硬派な内容でありNetflixの配信ならではの展開を見せていてどこの国が発射したか分からないミサイルを巡り政府の人々が尽力して、ミサイル落下を防いでなおかつ敵国を探し当ててめでたし。みたいなそんな単純な内容ではなく、驚愕の展開。

早朝出勤して危機管理局的なところに出社するレベッカ・ファーガソンから始まり、事態は刻々と危機的な状態に陥って行くけれど、時間は巻き戻りまた別の視点で描かれるという方式も先が早く知りたいと思いつつもその時、あの人地は何をしていた。というのが分かって効果的な演出でした。

なので、主役級の俳優たちが次々と入れ替わっていく感じも新鮮なんですよね。
絶望感が漂う中でも誰も弱音を吐かずに自分の職務を全うする感じが政府職員であるという感じもここまで描かれた映画ってあまりないのでは?と思いました。

時間制限20分とものすごく短いので常に緊張感MAXの状態を保ちつつ、クライマックスはどうなっちゃうの?と思ったらそんな終わり方?びっくりですよ。
こういう描き方ができるのはキャスリン・ビグローかアレックス・ガーランドくらいしかいないのでは?と思えるくらい重厚な仕上がりで、これこそ「今そこにある危機」だなと思いました。

予告編

視力を失った刑事が視覚ガイドアプリを使って事件を解決していくドラマの第二弾。

リモート・バディ~3000マイルの遠隔捜査

視力を失った部分をサポートする相棒がかつて浮気相手が目の前で殺されたことがきっかけで広場恐怖症になったのですが、警察の上司がその真相に関わっているのが前シーズンで分かり、その後この上司は信用していもいいのかそれとも警察の不正にかかわる黒幕で何かの陰謀に関わっているのか?
とか色々とありそう。と期待していたらそれで終わりですか?というあっさりしすぎる顛末が中盤にあり、拍子抜け。

主人公も視力を失った過去のトラウマから目がほぼ見えないけれど火の粉の幻覚を見たりして過去の因縁が彼女を苦しめる。みたいな話も薄く長く引っ張ったわけですが、最終回の事件で偶然その犯人が過去のトラウマに関係している人物だったというなかなか強引な展開もあったりで、この二人の過去にまつわる私的なエピソードは突っ込みどころ満載でしたが、一話完結の事件は面白かったです。

相棒のイケメン刑事が不在になりがちで、ちょっと性格がひねくれているインテリ刑事と事件を解決することになることが多かったのですが、恐らくインテリ刑事はいいところのおぼっちゃまでバレーなんかにも精通していたり憎めないキャラでした。

犯人に追い詰めらピンチの時に、サポートするイヤホンを拾った刑事が付けて広場恐怖症の彼女の指示を受けてピンチをしのいだ回とかドラマチックな展開もあったり基本的には面白いドラマでした。

終わり方がいかにもモヤッとする感じだったのでシーズン3があることを期待しています。

予告編

ハロウィンに現れる悪魔にまつわるオムニバスホラー。

ハロウィン・ナイト

オムニバスとは知らずに観始めたら色々なタイプのホラー映画でした。

継父にハロウィンの外出を禁止された少女が描いた絵が実体化して惨劇が起きるみたいな話から始まり、お菓子を取りに来る子供がものすごく性格悪くてこの映画の原題バッド・キャンディというピエロの悪魔みたいなキャラに人形にされたりと子供向けホラーなのかなと思ったら、意外とどんどん過激な方向へ。

ドラッグの売人がクラブのトイレでバッド・キャンディに惨殺されたり、死体安置所で働くナース風の職員が死体を抱いたら死体が蘇り死体安置所に閉じ込められたりと短いエピソードが連発されてテンポはいいけれど何も残らない感じなんですよね。
ホラーにしてはパンチが足りないなと思いました。

子供に配るお菓子に剃刀を仕込む性悪な爺さんもバッド・キャンディにやられて、ハロウィンに悪い事をする人間が殺されていく感じで案外、バッド・キャンディは世直し悪魔なのかもしれません。

途中、吸血鬼や人狼みたいなのが人間狩りをする?みたいなエピソードもあったりするのですが、イマイチこの映画のエピソードでは浮いていた感じで、オムニバスとしてもう一つまとまりのない感じが惜しかったです。

予告編

豪華客船に招待されたジャーナリストが乗客が船から落ちるところを目撃するも誰にも信じてもらえず追い詰められていくミステリー。

第10客室の女

偶然見かけた豪華客船の乗客が船からの転落。
しかし転落した女を見た人はいないし、その女のいた部屋も使われていなく、ジャーナリストの主人公が深入りすればするほど周りから白い目で見られてしまうという王道のミステリー。という仕上がりになっていました。

しかも、謎を追ううちに誰かに殺されそうになったりミステリー映画の教科書通りみたいな展開で新鮮味もあまりないのですが、キーラ・ナイトレイが孤立して殺されそうになるところは中々スリリングでした。

終盤、転落した女の謎が解けてちょっと味方ができた反撃。という感じになってからは想像通りのあの人を追い詰めていく感じが面白くなってきました。
転落した女の謎、周りの皆さんほんとに気が付かなかったんですか?みたいなオチで突っ込みどころ満載だったり、大富豪の豪華客船という事で何でもありすぎるという無茶な設定が多数ありで、全く洗練されていないところはNetflixオリジナルという映画だなと思いました。

予告編
おまけ
別ポスター
第10客室の女

第10客室の女
「事故物件 恐い間取り」の続編適菜事故物件ホラー第二弾。

事故物件ゾク 恐い間取り

主役は亀梨くんからSnow Manの子に変わりました。
ジャニーズつながりで亀梨くん本人売れっ子役で登場。それをエキストラの現場で見かける売れない駆け出しタレントがSnow Manの子という感じです。

所属事務所から例によって事故物件どうですか?ということで事故物件に住み始めたたら怪奇現象が起きるというのは前作と同じです。

が、しかし事故物件ではあるのですがひとつのストーリではなくオムニバス形式で展開されて事故物件を転々とするような中身になっていて、最初は主人公が肉体的に悪霊敵なものに憑りつかれそうになりつつも引っ越ししてそれで終わり。何も解決せず。

売れない芸能人同士で事故物件をルームシェアしてこっくりさんをしたら仲間が憑りつかれて?飛び降り重症で企画は終了。とか霊が出る古びた旅館に行ったら子供の霊が出て、なんだかんだで霊を救った感じになったり、全てのエピソードが中途半端な感じで物足りず。

最後のエピソードも前作と同じ感じで室は違うけれど何それ?みたいになったし、勝俣のキャスティングの意味の?だったんですが、これ事故物件住みます芸人の話だから勝俣が出て来たのか。と思いました。

予告編