かつて自分を拷問した相手と思われる男と偶然出会った男は本当に復讐相手なのかというイラン映画、

シンプル・アクシデント/偶然

復讐をテーマにした内容をユーモアも交えながらもシリアスな感じで展開していきイランらしい映画だなと思いました。

生真面目な主人公が偶然現れた男がかつて投獄して拷問した男のような気がする。という事で勢いで拉致したものの、当時は目隠しされていて顔は分からず記憶にあるのは義足の足音だけ。という状況で同じ被害に遭った知り合いを訪ねて、この男が本当にあの時の酷い男だと確信したいけれど誰も確実なことが分からずだけどみんな頭に血が上っているから殺してしまえとカオスな状態に。

復讐という着地点は一緒なのになぜかかみ合わないという感じがシニカルな感じを醸し出しています。

そんな中拉致した男の奥さんが倒れたと娘から電話があり、何故か病院に連れて行く羽目にと人の良さが前面に出て少しコミカルになるのですがクライマックスは予想外の展開で背筋がぞくっとするような感じになり、この空気感はイラン映画にしかできない空気感だなと思いました。

予告編