風変わりな犯罪心理学者と熱血刑事が難事件を解決するフランスの刑事ドラマの第四弾。
パリという都会で起こる殺人事件がバラエティーに富んでいて色々な仕掛けもあったりしてやっぱりフレンチクライムは都会が舞台の者がいいと思いました。
そんなこのドラマのシーズン4はクロエの精神状態も安定して様々な殺人事件を解決。
そんなある日、偶然出会った麻薬のやりすぎで死んだ母親の子供との交流をしているうちに養子に迎えたいという思いが強まったり、潜入捜査をしていた刑事がチームの上司になって恋人的な関係になるのですが、この上司がとても胡散臭い。
絶対に何か裏があると思ったらやっぱり。という展開で最終回を迎えると思ったらそんなことはなく、最終回は死んだクロエの母親にまつわるエピソードが思いもかけない方向に向かって、チームの危機、クロエの危機、と最終回にふさわしい感じの話でしたが次に続く的な終わり方がモヤモヤしました。
これまで安定してきたクロエの精神状態もたびたび崩壊しそうになり初期の頃を彷彿とさせたり、クロエの後釜になりそうなワケアリのプロファイラーが出てきたりと、今後に続く要素も盛り込まれていてボリューム満点な感じでした。