痛みを感じない男が銀行強盗にさらわれた恋人を助けるために立ち向かうアクションコメディ。
生まれつき痛みを感じない孤独な男が職場で出会った信用金庫の窓口の子と親しくなった次の日、銀行強盗が来て現金と共に彼女も人質として連れ去られてしまい、一人救出に向かうことになるという話です。
冴えない男がようやくできた彼女を助けるために行動を起こすけれどもちろん強盗の方が強い。がしかし痛みを知らない男がそれを逆手にとってというか無意識の時もあるのですが、強盗を次々と殺して彼女に近づいていくという痛快さがあるのですが、イチイチ痛いシーンが差し込まれて痛快どころじゃないです。
色々と痛いシーンはあるのですがシンプルに殴られたりフライヤーの高熱の油に手を突っ込むとか現実にあり得る想像できそうなシーンの方が観ている方は痛いです。
主人公は地味なビジュアルでお馴染みのジャック・クエイドが十八番のひ弱そうな感じが出ていて安定感があるし、彼女役がアンバー・ミッドサンダーという尖がっている感じでテレビ俳優同士のカップルがちょうどいいなと思いました。
女刑事やネット友達とかの俳優も主人公を邪魔しない存在感だし、銀行強盗もそんなに多くないのに上手い具合に話をつなげているところは良かったです。
予告編
おまけ
別ポスター
