ギャングの抗争に巻き込まれ息子を失い自らの声も失った男が復讐するアクション映画。
子供を殺されたお父さんがギャングに一人で復讐するリベンジものです。
しかも瀕死の重傷で奇跡的に復活するも声まで失ったのでセリフがないという設定なので画力が必要な映画なのですがもう一つパンチ不足。
監督がジョン・ウーなので確かにスローモーションの美学みたいなのはあったのですが、致命的なのはジョン・ウー作品なのに鳩が飛ばないんですよ。代わりにインコが飛んでましたけどやっぱり鳩じゃないと。
お父さんも自暴自棄で酒浸り。からの突然覚醒して体を鍛え始めて息子の命日クリスマスイヴに復讐を遂げるために銃の訓練とかをこなしあっという間に暗殺者並みの男に変身。奥さんは出て行ってしまったけれど。
とここまでが単調すぎて長く感じてしまい、ギャング課の刑事も役立たずなんですよ。
そしてついに復讐の日、迫りくるギャングたちをぶちのめしていくお父さん。
ギャング課の刑事もようやく合流するけど遅すぎる。と色々あるけれど火薬の量が多いところとか銃弾の嵐は全盛期のジョン・ウー程ではないけれどジョン・ウーだなと想えました。
復習を果たしての終わり方がちょっと理解不能というかなにこれ?みたいな感じで父親目線ではそうかもしれないけれど変な終わり方でした。
予告編