汚職警官を追い詰める汚職捜査班の姿を描いたイギリスのドラマの第三弾。

ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班

容疑者を追い込んであえて射殺した警官の特捜班が調べはじめ、彼らの仲間も口裏合わせをしてなかなか尻尾を出さない。と初めから汚職が分かっていて今回はイマイチかも。
と思ったら、一話目のラストでその警官が死亡するという思いもよらない展開でくぎ付け。

そこから警察を巻き込む陰謀が明らかになる壮大な展開となりシリーズでもっとも見ごたえのある話でした。

シーズン2でグレーのまま刑務所域になった女刑事が恐るべき演技力で無罪を勝ち取り出所して特捜班を悩ませるも彼女自身、刑務所上がりという事で生活苦で辛酸をなめる一方メンバーの一人がある証拠を手に入れるために密かに手を組んでいったり、シーズン1の汚職刑事の仲間だった人物が前シーズンで特捜班に入ったけどやっぱりどこか怪しい感じで話が二転三転し、特捜班解散の危機に追い込まれていき一話一話がこの後どうなるの?という感じで見ごたえもあってとても面白かったです。

そしてイギリス警察の腐敗度がすごかったです。

最後の二話で話が急展開してあの人とあの人が壮絶な感じになってなかなか気の毒なのですが、終わり方はすっきしていてシーズン1から3をセットで観るととても見ごたえがあると思います。

まだまだシーズンは続きますがシーズン4はどんな感じになるか楽しみです。

予告編