「ウォーキング・デッド」の前日譚的なドラマが完結。

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド

パドレという子供を集める組織に関わった、前半がモーガン編で後半はマディソン編という構成になっています。

パドレの正体はそういう事なのね。というオチではありましたが、こんな人にみんな振り回されますか?何か無理がありすぎるかなという印象。
パドレ側だった人たちもそうでない人たちが次々と再会するという世界が崩壊したのに次々とみんなが再開するという世間の狭さですよ。

パドレは未来のためなら子供をも実験に使用するという残酷なところはまぁよかったかなと思います。

後半はかつてパドレ側にいたマディソンが逆恨みされるということで、その相手がかつて過去のシーズンで死んだはずの人、というところも強引で、裏切りを繰り返していたヴィクターも唐突に登場しました。
マディソンもわりと面倒なキャラクターだし、ヴィクターもですが、こういう世界はトラブルメーカーが案外生き残るのかもしれません。

他にも今までのキャラクターが出てきますが、これがファイナルシーズンと知らずに観ていて何かみんな新しい道を見つけました。という感じになっているなと思っていたらこれでこのドラマが終わりと知って納得。
でもモーガンとマディソン以外の終わり方は完結編とは思えないほど地味な終わり方でした。

本家の「ウォーキング・デッド」は未見ですが、これはマディソンが死んだとされるシリーズ中期くらいまでが良かったかなと思います。

予告編
おまけ
別ポスター
フィアー・ザ・ウォーキング・デッド