エイリアンの1作目と2作目の間の出来事を描いた最新作です。
奴隷のように働かさせられている若者たちが漂流している貨物船に忍び込み故郷へ帰ろうとしたらエイリアンがいた。
という話ですがオリジナルのエイリアンの後の話となっていています。
80年代のレトロSFな雰囲気をそのまま活かした当時のハイテクな感じがとてもいい。宇宙船のディスプレイなんて画像が荒いのですがそれがいい味わいです。
そんな世界観でお馴染みのエイリアンたちが人間を襲い人間はサバイバルするという王道のエイリアンスタイルもいい感じ。トラブルメーカーの若者のおかげでどんどんドツボにハマっていく若者たちというホラー映画あるあるも織り交ぜつつ、アンドロイドの使い方がよかったなと思いました。
若者たちがエイリアンに殺されるシーンも胸から産まれるという定番の殺され方から痛い殺され方までバラエティーに富んでいてさすがフェデ・アルバレスだなと思いました。「死霊のはらわた」を彷彿とさせるシーンもあった気がします。
ファスベンダーが出ていた「プロメテウス」や「コヴェナント」みたいな壮大な世界観ではなく、1作目と2作目の間の出来事で宇宙船の中で完結するし、オマージュ的なシーンもいくつか見受けられ往年のファンも納得みたいな仕上がりだったのではないでしょうか。
これぞエイリアンという感じでした。
予告編
おまけ