ワケアリのシングルマザーが新居に引っ越して来たら子供たちが次々と異常な行動を起こし始めるという実話を基にしたホラー映画。
刑務所上がりのお母さんがかなりの毒親気味。ちょっとしたことで子供も殴ったりもするのですが、子供を殴ったいじめっ子のところに殴り込みその子もボコボコという相当おっかないお母さん。しかもアル中。
そんなお母さん役は歌手のアンドラ・デイでしたが、こんなに演技ができる人なんですね。そして彼女の母親役はグレン・クローズというパンチの効いたキャスティングで、さすがの怪演が光ってます。
引っ越した新居がどうもいわくつきで過去に一家心中的なこともあり不穏な空気が漂っているのですが、子供たちの奇行が同時に起こり、特に末っ子は悪魔に憑りつかれた。
という事であんなに強気なお母さんもどんどん弱っていくなか急に現れた霊媒師的な人に助言をもらいついに悪魔祓いに。
黒人の悪魔祓いというのも珍しいかなと思いきや、だけどこの映画エクソシズム的な悪魔祓いとはちょっと違う感じなのが不思議でした。バチカンで免許を持ったエクソシストではなく自分たちで悪魔を追い払うスタイル。
何か強引だなとは思いましたが、この家自体その後取り壊されるまで誰も住みませんでした。
みたいなオチが実話を基にしている感じがありました。
末っ子の悪魔に憑りつかれた演技はよかったです。
予告編
おまけ