60年代のアポロ計画の舞台裏をコミカルに描いた実録風映画。

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

アポロ計画で月面着陸するまでNASAではこんなことが起きていました。という妄想的な感じを描いた映画です。

打ち上げ部門の責任者をチャニング・テイタム、国からその手腕を買われアポロ計画のPRをあの手この手で行うやり手のマーケティングのプロがスカーレット・ヨハンソンです。

スカーレット・ヨハンソンとチャニングの組み合わせってどうなのかな?と思いましたが意外と相性が良かったです。
生真面目なチャニングと破天荒なヨハンソンと、いつもだったら逆な感じのキャラクターを二人とも生き生きと演じていたような気がします。

予算がないからあの手この手で資金を手にするヨハンソンのやり手っぷり。そんなやり方に反発しながらも二人はいい感じ。という恋愛映画とお仕事映画のいいとこ取り。
起承転結的な感じがテンポよく進んでいき何となく次はという名るだろうな。と思うけれどそれを差し引いても半分くらい事実が混ざっていそうな仕上がりで楽しく観られました。

やがて打ち上げに失敗したときのためにロケットが打ち上げられるギリギリまで奔走するチャニングの部下たちだったり、チャニングには秘密でフェイク動画を撮らされる羽目になってからも面白いし、
ロケットが無事撃ちあがった時はちょっと感動したし、やっぱり宇宙って夢があると思いました。

政府からやって来る謎の男がウディ・ハレルソンナノですが、役どころとしては嫌われ者の嫌な奴という寛恕のキャラクターなのですが、ハレルソンの独特な強面なのに憎めない感じが前面に出ていて愛嬌のある政府の回し者みたいなポジションで、結構いい人でした。

実話と妄想のちょうどいいところを撮った感じで終わり方もきれいな終わり方で晩にぬけする仕上がりだったと思います。

予告編
おまけ
別ポスター
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

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