祖父の葬儀のために疎遠だった実家に娘と訪れたら夜な夜な怪奇現象に見舞われる台湾ホラー。

呪葬

実家の親族がとっても冷たい。
そんな訳ありの家族の元に祖父のために仕方がなく娘と共に帰って来たシングルマザーの恐怖体験を描いた台湾ホラーです。

娘も肝臓移植をしないと危ないという重い病を持っていたりするのですが、唯一よくしてくれる年の近い叔父さんに連れられて実家に帰って来て葬儀に出ても家族なのに背中が拒否をしているというみんなこの主人公にとっても冷たいです。

初七日へ向かう夜を過ごすたびに娘ともどもリアルな悪夢を見たり、昼間は親族に罵声を浴びせられたりととにかく不憫なのですが、後半まさかの急展開。いきなりそんな展開ですか?みたいなひっくり返りそうな感じだったのですが、とってもいい話になって何かちょっと感動してしまいました。

主人公のシングルマザーが今一つイラっとさせる感じの人だし冷徹なお父さんも血も涙もない感じの人だったのですが、それをも凌駕する話でした。

田舎の金持ちのお葬式って感じが壮大でその辺は面白かったです。

予告編