刑務所に送られた弟の子供たちの面倒を観ながら地元の事件を捜査する捜査官の一話完結ドラマです。

捜査官アリソン・マクリーンの事件簿

いわゆるママさん刑事ものですが、弟を自ら逮捕して刑務所に送り、彼の子供たちを出所するまで引き取って育てながら事件を解決するというスタイルのドラマです。

刑事の家には二人の姉弟がいてとっても真面目。一方弟の子供たちは兄妹という感じで不良気味。という事で性格は真逆、しかも弟の奥さんも酒とクスリで刑務所に入っていて子供たちは不憫。
生活環境が真逆すぎて子供たちに反感を買うけれど、次第に刑事一家に馴染んでいくみたいな展開が感動するかというとそうでもなく、事件もそれほど奇抜な事件が起きるわけでもないのでどっちつかずの中途半端な感じでした。

そんな刑事の弟で刑務所に入った人は「ビバヒル」でお馴染みのルーク・ペリーでした。ちょい悪な感じのルックスはいいものの禅話に出てくるわけでもないし、イマイチこちらも扱いが中途半端。

刑事一家の長女が真面目で繊細で泣きの演技派なかなかよかったです。
主人公の女刑事がわがままというか我が強くて自分の思うことを押し通しなんだかイライラするのですが、イケメンの何の仕事をしているか不明のいつも子供の世話をしてくれる旦那さんはいい人過ぎて逆に不憫ですよ。

最終回は次につながるような終わり方でしたが残念ながら打ち切りという事で全然すっきりしないドラマでした。

予告編