プロテニスの世界での三角関係を描いたスリリングなラブストーリー。
ルカ・グァダニーノ監督作品という事で期待していましたが期待を裏切らない仕上がり。
というか予告を観た感じだとスター選手のゼンデイヤが試合中再起不能のけがをしたけどテニスコーチになって二人の男子プレイヤーを育てる。みたいな内容かなと思ったら全然違う内容でした。
オープニングからそう来るかという展開で時間軸が若い頃と現在を行ったり来たりして予想もつかない展開で恋愛模様と親友同士の印遠の対決もどちらもスリリング。
ゼンデイヤが若い頃のカリスマ的なテニスプレイヤーと大人になってからの夫をスランプから立ち直らせるために色々と戦略を練るやり手な感じもどちらもいい。
そして男子二人が真面目でトッププレイヤーになった方と、狡猾な感じで落ちぶれた感のある二人の正反対だけど幼なじみからの腐れ縁もある親友みたいな関係性。大人になってからとある出来事から連絡をせず、再起をかけた大会で再会するという感じもいい。
それぞれ抱えている問題をテニスにぶつけていくクライマックス。そしてあの終わり方。あの先も観て観たかったけれどいい終わり方でした。
やっぱりテニス映画にハズレなし。
予告編
おまけ