ドイツの高速機動警察の活躍を描いた一話完結ドラマで相棒を変えたバージョン。

アラーム・フォー・コブラ11~ゼミル&ベン

相棒が「アインシュタイン ~天才科学者の殺人捜査~」のトム・ベックになったバージョンです。

トム・ベックが刑事に全然見えないしチャラいのですが、話としては軽いノリでとても楽しいです。
今回のバージョンは仲間や家族がこれでもかというくらい事件に巻き込まれて突っ込みどころ満載でしたが犯人が「アインシュタイン ~天才科学者の殺人捜査~」の仕事ができない上司の回があったりして笑いました。

相変わらず火薬の量が多くて毎回高速機動警察が主役なだけあって、オープニングとクライマックスが何故か高速でのカーチェイスになって大爆発。
オープニングなんて偶然い泡出た二人が犯人を追跡するも必ずと言っていいほど取り逃がして、何故かタンクローリーがいて車が突っ込み大爆発。
難題警察の車を廃車にすればいいいんだってくらい壊しています。

新しく赴任してきたヴィクトリア・ベッカム風の女上司に睨まれながらも最後は事件を解決して褒められる問う展開も楽しい。
一度本気で上司を怒らせてしまい、水上警察に回されて船の上での勤務になるけれど、水の上でも相変わらず大爆発という回も面白かったです。

トム・ベックとの相性が良くてブロマンス度が高まった感じもよかったです。
今回放送されたのは数多い放送回数の中から13だけだったので全部放送して欲しかったです。

話的には警察の汚職話も多くてシリアスにもなりそうなのに全くそんなこともなく重い事件でも二人のノリでテキトーな感覚の軽い仕上がりになるので辛気臭くならないところがとても魅力的でした。