砂漠で巨大な金塊を見つけ車が来るまで見張ることになった男の孤独な戦いを描いたサスペンス。
砂漠地帯で仕事にありついた青年が移動中に金塊を見つけるもあまりに巨大すぎて道具がなければ無理。となり運転手が取りに行っている間に金塊を見張るという孤独系映画です。
ザック・エフロンが孤独と戦いどんどん酔客していくという感じでは似たような棺桶に閉じ込められて埋められたライアン・レイノルズの「リミット」、戦場で一人きりになってしまうアーロン・テイラー=ジョンソンの「ザ・ウォール」、地雷を踏んで動けなくなったアーミー・ハマーの「ALONE アローン」とか孤独系な感じの映画なのですが、これらの映画と違って彼らを助けようとする人がいないのでイマイチ緊張感がなくて、単調な仕上がりになっていたのが残念。
ザック・エフロンは気合が入って人相が分からなくなる感じの熱演という感じでしたけど、野犬が襲ってくるけれどもう一つ盛り上がらないし、ほかの孤独系映画と何かが決定的に違うんですよね。
とりあえず移動しようと思えば移動できるというところで、一旦金塊を置いて移動するという選択肢もあるのにそれをしないというところとか、謎の女が現れるという感じも今一つだった。というところでしょうか。
もしかしたら助かるかも？という希望もなく朦朧として意識がはっきりしたらまた金塊を守る。という繰り返しなだけなのが惜しいところでした。
予告編
おまけ
別ポスター
