製薬会社の重役が次々とこの世の者ではないものに殺される事件をジャーナリストと呪術師が追う韓国ホラー。

呪呪呪/死者をあやつるもの

どうやらテレビシリーズ「謗法 ~運命を変える方法~」のその後を映画化したものらしいのですが、テレビ版を観ていなくても大丈夫な作りになっていました。

製薬会社の重役が何者かに殺されるもそれはすでに死んだ人間で超人的な身体能力を持っていてゾンビのよう。やがてそれは製薬会社にうらみのある男が呪いの力で死者を操り製薬会社の重役に復讐するためだった。
という真相と、その企業が財閥企業の暴君的なところとかとても韓国らしい要素が詰まった単なるホラーではないところがさすがだなと思いました。

操られたゾンビみたいな集団の身体能力が勢いがあってこの辺も韓国映画って感じですが、人間側は別にすごい能力を持っているわけではなく警察が頑張って戦うレベルなところもギャップがあって新鮮でした。

途中からどうやら復帰した呪術師が加わってゾンビを操る人物探しと戦いになだれ込むのですが、製薬会社の新薬の実験の犠牲になった親が復讐を企てたというテーマがヘビーなんですよね。

それがばれて会社が傾くのを恐れる会長の娘の性格の悪さとかバトルシーンよりもこういうシーンも分かりやすい面白さがあってよかったと思います。

予告編
おまけ
別ポスター
呪呪呪/死者をあやつるもの

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