プロレス一家フォン・エリック家の悲劇的な人生を描いた伝記映画です。
レスラーだった父親の後を追いプロレスラーになっていく息子たちの姿を描いた伝記物ですが、こんな次々と悲劇が起きるんですか?という感じで悲劇のオンパレード。
5人兄弟で長男は5歳ですでに亡くなっていて次男のケビンを演じるザック・エフロンが主人公みたいなもので物語を引っ張っていくのですが、カリスマ的な三男の参戦で主役をの座を奪われたり、オリンピック選手の四男もオリンピックボイコットでオリンピックに出られなくなり(という時点で悲劇)プロレス参入で益々存在感の薄くなる次男という切ない感じがあるのですがそれが悲劇ではなく三男の縁政策の東京での突然の病死。
文系の五男がプロレス参戦したけれど、単なる脱臼からの昏睡状態からの自殺、四男の交通事故からの足切断からの自殺があったりと兄弟が全員死んでいくというこれがt実話というのが信じられない話ですよ。
世界中の不幸を全部背負ったみたいな悲劇的な感じ。
一人くらい兄弟が亡くなるのかな?と思っていたら次男以外全員死んでしまうというのがいたたまれないですよ。兄弟の絆も強かっただけに。
それにプロレス団体からもイマイチ評価されていないところも気の毒でした。
舞台は80年代という事でみんなバタ臭い感じのビジュアルがハマっていたし、四人兄弟でザック・エフロンだけが目立っているんだろうな。と思っていましたけど、全員それぞれkyら立ちしていて存在感もあってとてもよかったです。
終わり方もただの悲劇的な一家というかんじではなくその先のケビンの一歩前画に踏み出した希望もある感じでなんだか救われた気がしました。
予告編
おまけ