「インシディアス」シリーズの完結編.。

インシディアス 赤い扉

「インシディアス 最後の鍵」で終わったかと思っていたらこれで完結。
しかも監督はパトリック・ウィルソンですよ。

あれから9年後。息子が大学に進学して寮生活に入ったことをきっかけに再び邪悪な悪霊が近づいてくる。という話ですが、お父さんのパトリック・ウィルソンが一回憑りつかれていてキレやすい性格になったおかげで夫婦は離婚していて息子とも不仲になっていました。

根暗気味な息子、美術専攻で大学に入り量では何故か手違いで明るい女子と同室になったり色々あって美術の授業で呪いが開花。子供の頃に昏睡状態でさまよったあの世に幽体離脱で入り込むことができるようになったことをきっかけに怪奇現象が起き始めたり、一方その頃、お父さんも因縁の人物が厳格で現れたりと二人の呪いがだんだんと盛り上がっていくのですが、前置きが長すぎてインシディアス特有の邪悪な悪魔のビジュアルがなかなか出てこなくてちょっとイライラしました。

ローズ・バーンもなかなか出てこないし、前作で一応用済みになってしまったリン・シェイとリー・ワネルたちの心霊研究隊みたいなキャラクターもとりあえず出ました的な感じで話とは関係ないおまけ的な要素なんですよね。

やっぱり監督が初期の頃のジェームズ・ワンの時の方が完全に完成されていて完成度も高かったです。
あとは前日譚の三作目の監督がリー・ワネルでこれも面白くて、シリーズ的には三作目まででよかったかな。

でも今回メインの息子役のタイ・シンプキンスが一作目の子役の頃からの続投というところはすごいと思います。

予告編
おまけ
別ポスター
インシディアス 赤い扉

インシディアス 赤い扉