子供の頃から悪さをしたら架空の友達リッキー・スタニッキーのせいにしていたがある日、家族にリッキーに会わせろと言われ売れない俳優をリッキーに仕立て上げるコメディ。

俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー

ザック・エフロンがジョン・シナを架空の友達に仕立て上げるというコメディですが、ジョン・シナが完全にザック・エフロンを喰ってしまっていました。
悪友たちもこれまでのザック・エフロン主演のコメディならキャラ立ちしていたけどこの映画だと全く印象に残らずという感じでしたが、それは全てジョン・シナの偏差値低そうだけどすごくいい奴。
というキャラクターが濃すぎるので仕方がない。

ジョン・シナは全く売れない俳優というかスタンダップコメディアンみたいな役どころで、全然似ていないモノマネをしてとてもいい・アホみたいな役だけど全力で演技をしている感じに好感度も爆上がり。

芸人としては今一つだけど、ザック・エフロンの渡したリッキー・スタニッキーのキャラクター設定を完全に自分の物にして周りの人たちを虜にしていきザック・エフロンはジェラシーを感じるという王道の展開。
嫌味のないジョン・シナだからこそなしえる技だなと思いました。

ハチャメチャやって正体がばれるけど最後はやっぱりあいついい奴だったよね。みたいな最後とかも観るとジョン・シナ本院も絶対いい人なんだろうなと思います。

予告編