ゴルフのキャディーをしている最中に崖から男が転落したボビーが幼なじみと事件の真相に迫るアガサ・クリスティー電柵ドラマ。

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

タイトルがもうアガサ・クリスティーらしさが出ているなと思いました。

偶然人が死ぬところに居合わせた男が、転婆気味の幼なじみの令嬢と共に事件を追うという展開で、事件を探れば探るだけ人が死んだり襲われていくという二転三転する話で飽きさせません。

しかもウィル・ポーターが主役ってところがちょうどいい。
少年時代は性格が悪い役が多かったけど大人になってそういう役じゃない役も多くなってきて、今回のこういう役も時代設定にぴったりのビジュアルと役どころがハマっていてよかったです。

相手役の幼なじみの令嬢もルーシー・ボイントンで「ボヘミアン・ラプソディ」でブレイクしそうでしきれなかったですけど、こういうテレビドラマだと華やかさがあってちょうどいい感じでした。

監督と脚本と後半出てくるあるキャラクターでヒュー・ローリーが三役というのもすごいです。

でもドラマというやりはこれは映画にして2時間くらいで終わらせた方が良いかもな。とも感じました。
大映映画の田宮二郎と若尾文子あたりでW主演とかで時代も60年代とか日本のお金持ちの世界で繰り広げられる感じにしたらイメージがぴったりハマるかなと思いました。

予告編