ボランティアで捜索救助をしているパムが一人の男を雪山で見つけて救助をする実話を基にした話です。

インフィニット・ストーム

雪山なのにスニーカーで山に入っちゃった男を見つけて一緒に下山をするという実話を基にした話ですが、ナオミ・ワッツの身体を張った感じとか賞狙い的な感じで「ナイアド」的なパターンで行けそうな感じもしなくもないけれど、どうにもこうにも画的に地味なんですよ。

遭難した男と遭遇するまでの一人と残で穴に落ちたり一人芝居はさすがのナオミ・ワッツなのですがとても長く感じてしまいました。

そしてようやくメインのワケアリ男を下山させるというメインの話も、この男がイチイチ自分勝手でイラっとしますよ。
突然走り出して負傷するのなんて朝飯前。川にたどり着いてナオミが気を付けてと言ってるそばから滑って川に流されるという、雪山だから凍死するよね。と思われた感じも奇跡的に生きています。
人間って案外しぶといなと思ったシーンでした。

そして奇跡的に下山できたと思ったら助けた男が逃げ出した。というトンデモない展開にびっくり。
この人何を考えていたのか。ナオミも助け損。
と思ったら最後は一応助けたほうも助けられた方も人生観が変わりました。みたいな感じでした。

一応、ナオミが演じたパムという実在の女性は訳ありでつらい過去があるのですが、その辺のところは今一つ上手い構成ではなかったところが残念でした。

予告編