怪死した母親の元へ向かおうとする男が奇怪なことに巻き込まれていくスリラー。
予告編にオデッセイ・スリラーとあり、何なんだろうか?と思ったら結局何も分からなかった。という話でしたが、アリ・アスター監督作品の中で最も珍品。
「ヘレディタリー/継承」と「ミッドサマー」はタイプは違うけど、ホラーというジャンル分けになり、それぞれおっかない。と思う話ですが、今回は序盤のヤバい地域の人たちが家に押し寄せたり、そこから車にひかれてよく分からない夫婦に面倒を見てもらったり怖いと言えば怖いけど、ホラーではばい何か。
そして様々な嫌な体験が次々とボーを襲い、結局何だったのか?という謎だけが残る変な仕上がり。
これ2時間ならいいけど3時間はとても長く感じてしまいました。
それぞれ毛色の違う話の盛り合わせなので何かしら好みの部分はあるとは思いましたが、この映画は観る人を選びます。
ちょっとしたシーンの残酷な描写はアリ・アスターらしいかんじがあり、アリ・アスターの映画を観ているなという実感はちゃんとありました。
予告編
おまけ