「トワイライト・ゾーン」の生みの親が新たに生み出したドラマ。

四次元への招待

「トワイライト・ゾーン」(日本だと「ミステリーゾーン」)の生みの親ロッド・サーリングがまたまた不思議な世界観をテーマにしたドラマです。

パイロット版も併せて観ましたが、パイロット版の1エピソードの主演が大女優ジョーン・クロフォードですよ。しかも監督がスピルバーグってところがすごい。
話もなかなかの不条理感が出ていてよかったです。

「トワイライト・ゾーン」よりも全体的に現実味のある感じの話が多めでバッドエンドが多めな不条理さが何とも言えない感じですが、これを短いもので10分もない位の超短編があったりするところが変化に富んでいてよかったです。

説教臭くて全然好みじゃない話もありましたが、とても面白い話もあったりしてどれかは絶対に気に入るようになっています。

個人的に気に入った話は、植民地のインドから帰って来た大佐の元に送られてきた呪いの人形に追い詰められて殺されるけど、大佐もタダで死なずに自分の怨念を人形に込めて呪った相手に人形を送り付けて呪い返す。という一筋縄ではいかない感じがとてもいい。

そしてまさに四次元の世界に囚われた男がタイタニックや墓に事故で沈没した船に時代を超えて沈没する瞬間を時を超えて漂流するという、実在の船をテーマにした嫌な話とかロッド・サーリングのアイディアすごいなと思いながら観ました。

シーズン2も観る機会があったら観ます。


予告編