ヨーロッパを襲った停電を元ハッカーが原因を追うサスペンス。

BLACKOUT―ヨーロッパ大停電―

ある日突然ヨーロッパ全土を襲った大停電を元ハッカーの主人公が自宅のメーターを調べたら、自分が大昔に描いた停電を起こすコードで真相を追うことになるサスペンスドラマです。

異変に気がついて警察に行くも大混乱で相手にされず、電力会社に単身乗り込んだら通報されて逃亡劇に。
逃亡者的な展開からかつての仲間にテロ行為を起こしそうな人を聞きまわる中警察の追手が主人公を追い詰める。という展開が意外と長くて、停電の真相にたどり着くまでが結構長かったです。

インターポールとようやく協力し始めてからやっと話は盛り上がってきますが、真犯人の目的とか動機とかが明らかになるタイミングが遅すぎてもう一つ盛り上がりに欠けるところがもったいなかったです。

それとは別に危機管理局で代理のリーダーに選ばれたシングルマザーが奔走して国の今一つな対応に首相に物申したり、するところは頼りがいがあって、危機管理局が一般市民の危機に寄り添い対処するというところは今までにない感じで新鮮でした。

予告編