第三弾は旅客船沈没の真相を事故調査官たちが解明するドラマ。

DEP:重大事故捜査班~旅客船編

シーズン3は制作会社が替わったようで、オープニングの事故シーンがイマイチ迫力に欠けて、今回はダメかな?と思ったら話が進むにつれてどんどん面白くなりました。

沈没の原因は船の整備ミスなのかテロなのか?様々な原因が考えられる中、ケンドラがロンドンに知人を派遣して会社に探りを入れたり、やっぱり重大事故だと暗殺者みたいな人間も現れて証拠を消していったり、巨大な権力に調査の邪魔をされたり、と次々と謎が深まるけれど、ひとつづく疑惑をつぶしていき最終的に真相が明らかになっていくところがいいです。

旅客船の元職員でいかにも訳ありそうな船の知識がある青年とか怪しげな密入国カップルとか、真っ先に疑われそうな登場人物が前半でそうではないと分かって、中盤以降真犯人的な人物が垣間見えてきてから急激に面白くなる。
というのが今までのパターンですが、今回の旅客船変ももれなくそのパターンを踏んでいて、安定の面白さ。

そして最後はスカッとする感じもこのシリーズの好きなところ。
次のシーズンの予定はなさそうですが、コンスタントにこのドラマは続けていってもらいたいです。

予告編