第二弾は高速列車脱線事故の真相を事故調査官たちが解明するドラマ。
カナダとアメリカをつなぐ自動高速列車が脱線しケンドラが事故調査の要請を受け真相を突き止めるシリーズ第二弾です。
ケンドラ以外登場人物がほぼ一新されて最初はどうかな。と思いましたが高速列車編も面白いです。
飛行機みたいなド派手な展開はないのですが、完全自動化された高速列車の脱線の真相が二転三転していくところも相変わらず面白いです。
踏切に停まったタンクローリーの運転手の自殺なのか、移送中の囚人を殺すために送り込まれたマフィア絡みの殺し屋の仕業なのか、事故を隠蔽しようとする鉄道会社なのか、それともほかの理由があるのか?
次々と絡まり合っていく事件の原因となりそうな要素が一つずつ解決されていき残った事故の原因が思いもよらない方向に行きました。
母親を事故で亡くした事件の真相を知る少年と、囚人の交流があったり、自動化の高速鉄道に批判的な州知事選挙に立候補中の候補がそれを利用して支持率アップを狙ってきたり、FBIの介入で調査が思うように進まなかったりとケンドラの苦悩が全開とは違った形で訪れますが、独自の捜査でFBIとの信頼関係を築いて一気に調査が進んでいく感じが気持ちがいいです。
事故の真相も想像していたものと全然違う意外性のあるところが今回もよかったです。
予告編