石油をめぐり先住民が不可解な死を遂げるという実話をスコセッシが映画化。

スコセッシが映画化したかったらしい実録物です。
3時間かと思っていたら約3時間半。とにかく長いです。
が、これは賞レースに飛び出して来そうな雰囲気が漂っていました。超大作でいて長いけれどつまらないわけではなく見ごたえ十分。そして皆さんの演技派もちろん説得力もあります。
先住民でディカプリオの奥さんやくやった人なんてアカデミー所にノミネートされそうな勢いです。
街の有力者がデ・ニーロで彼が先住民殺しを支持してはその金をがっぽり自分のものにする。みたいなk名時でディカプリオもその駒になるけれど、どっちつかずでなかなかのダメンズっぷりでイラっとしますよ。
デ・ニーロの若干サイコパスっぽい身内には優しいけれど失敗したり先住民委は牙をむく感じがおっかないです。
インターバルを入れたほうがいいんじゃないかと思うくらいの長さのこの映画、ざっくり後半に入ってジェシー・プレモンスが登場して街を調べ始めてからが面白くなっていきます。
ジェシー・プレモンスが出てくる前のところもう少し短くしてもいいんじゃない?と思いましたが80歳オーバーのスコセッシ。伝えたいと思う事全部詰め込みました。みたいな勢いにあっぱれ。
予告編
おまけ