ホラー小説を愛する仲間たちが誤って教授を殺してしまってから一人ずつ仲間が殺されていくというスラッシャー映画。
主人公の子に嫌がらせをする教師を脅すつもりが殺しちゃって、その後は仲間が次々と殺されていく「ラストサマー」というか「スクリーム」というかとにかくウェス・クレイヴン色の強いスラッシャー映画で、ホラー小説好な感じはベースとしては面白いのですが、どれも既視感があって全く新鮮味がないのがもったいない。
面白くなくはないのですが、犯人はこの人だよね。と割と早い時点で予想した人が犯人だったり、主人公の子wが逆恨みされているのはこの手の映画のお約束だからいいとして、無駄に殺されていく仲間たちがなんだか気の毒でした。
なので話自体は可もなく不可もなく「スクリーム」以降に流行ったティーン向けスラッシャー映画としてはいいとは思うのですが、独自のひねりと展開はやっぱり欲しかったです。
それとホラー小説好きな仲間たちという事なので「スクリーム」だったら映画の豆知識的な描写が多かったように、少し文学的な内容を盛り込んでほしかったなと思います。
予告編