新しい臓器を体内で生み出すことのできる人間がいる近未来を描いたクローネンバーグの新作。
加速進化症候群と言って体内でっ臓器を生み出す人間が現れて、それをアートとしての見世物にしているのがヴィゴ・モーテンセンとレア・セドゥ。ヴィゴが休む時の椅子みたいなものとか手術で使うリモコンっぽいものとか「イグジステンズ」を彷彿とさせてどこからどう見てもクローネンバーグらしさ全開のビジュアル。
と見た目はグロテスクなアートといった感じでしたが、内容は臓器登録書とか暗殺者とかスパイっぽいところとかありながらもとても難解な仕上がりになっていて、クローネンバーグらしいし、80歳でこの映画ってところもすごいし、観る側のほとんどを突き放す感じがすごいと思います。
が、しかし世界観は十分に満足できるものでしたが、内容は玄人向けすぎて今一つノレなかったところもあってやっぱり一般受けはしなさそうな映画だと思います。
予告編
おまけ


