トラウマのある女刑事が釈放された犯罪者たちを殺害する殺人鬼を追うスペインのドラマ。
法律が改正され一斉に釈放された重罪犯が次々と殺される事件が発生。
自身に10代の頃に暴行をした犯罪者も釈放されて、葛藤する中女刑事は犯人を捜そうとするも釈放された犯罪者に狙われるというヘビーな話でした。
全10話からなるドラマですが、犯罪者を殺す犯人を捜すよりも女刑事が、サイコパスな知能犯に根らあwレ手どん底に堕ちていく話がメインでとても不憫。
彼女のことを暴行した犯人が財力もアリ頭もキレる犯罪者で、女刑事に相当な恨みを持っていて次々とわなを仕掛けてそれに見事にはまっていく女刑事。
家に忍び込まれてカメラを仕込まれて盗撮。その写真を署内のメールで流すなんて序の口。家の牛乳にLSDを仕込んで何も知らずに飲んで幻覚を見て捜査を混乱させてしまったりして、何かがおかしいと訴えても、家族や仲間に一切信じてもらえなくて気の毒すぎますよ。
最後の最後までこの調子なのでラース・フォン・トリアーの映画か?みたいないたぶられっぷり。
しかも野心が過ぎるレポーターにすべてをテレビで暴露されてしまったりと常に追い打ちをかけられているので最後の最後まですっきりしないんですよね。
本来の殺人事件の犯人はというとちょっと強引な感じで意外な人でした。
映画だったらいいけれど長丁場のドラマでこの展開はつらかったです。
予告編
