第二次世界大戦末期にムッソリーニのお宝を狙う泥棒たちの姿を描いたほぼ実話な映画。

ムッソリーニの財宝を狙え

犯罪グループがムッソリーニのお宝を強奪するという話ですが、ほぼ実話だそうです。

登場人物それぞれに役割があって「スパイ大作戦」的なグループで壮大なミッションに向けて仕事をするという意味では王道な感じで楽しいと言えば楽しく、主人公の恋人がファシスト側の愛人と手を組み重要な情報を手に入れるとか、愛人頼みで話が回るのはどうなんですか。と思いましたが、一応二転三転したりするのでエンターテイメントとしてもよかったと思います。

チーム映画としてはいいのですが、今一つ全体的に敵も味方もキャラクターが弱い感じとお宝よりも恋愛要素強めなところが惜しいです。
サラッと観られる感じにまとまっているけれど、恋愛要素より裏切りとかムッソリーニ側の日動作みたいなのをもう少し描いてくれたら好みな感じになったと思います。

ミラノの風景というか街並みはとても良かったです。

予告編