やり手の女刑事の元にやって来た上司が幼なじみだったという刑事もののドラマ。

ジュリアとノヴァク 幼馴染みの捜査ファイル

20年ぶりに再会した二人がドタバタしながら繰り広げるバディ感の強いドラマ化と思いきや、弁護士を辞めて警察相として着任したノヴァクの闇が深くてお七馴染みという響きの甘酸っぱさからは程遠いシリアス調な展開でした。

小学校時代の出会いから何となく付き合い始めてひどい振られ方をしたジュリアは署内に彼氏もいて順調なのにノヴァクの出現でぎくしゃくしますよね。

事件自体は一話完結で面白いものもあれば普通の物もアリとまちまち。難事件をどう解決していくのか、ってところが刑事ドラマの醍醐味だと思うのですが、このドラマ要所要所でジュリアとノヴァクの若い頃の記憶エピソードが差し込まれて事件どころではないです。

ジュリアがノヴァクにこの事件が終わたらどこか行ってくださいって懇願するほどなんかドロついていてこういうテイストの刑事ドラマは珍しいけれど好みではなかったです。

続編を匂わせる終わり方でしたが、今のところ続編の話は出ていなさそうです。

予告編